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ケルベロス・ウォー⑥〜ごはんパラダイス!

#ケルベロスディバイド #ケルベロス・ウォー #オウガ

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 戦う為の身体作りに最適な、栄養満点の美味しいもの。
 まさにそう謳うにふさわしいもの。それは、ごはん……米、である!
 しかも、食べる量も調節自在、様々な味変のバリエーションはまさに無限大。

 みんなだいすき、握りに手巻きに手毬に散らしに稲荷……そう、寿司であったり。
 がっつり頬張れる、天丼、牛丼、海鮮丼、親子丼等々の各種丼もの。
 これまたみんなだいすき、カレーだって、ごはんは必須。
 また、大きさの調整が容易で気軽で、様々な具で楽しめるお握りだとか。
 豊富な薬味で、さらさらっといただけるお茶漬けなんかもいいだろう。
 炊き込みご飯、チャーハン、ドリア、リゾット、パエリア、オムライス、タコライス、ガパオライス、ビビンバ、焼きおにぎり、ライスバーガー、たまごかけご飯等々……米を使ったメニューは、あげればきりがないほど。
 単純に好きなおかずやごはんのお供やみそ汁等と合わせても、食が進むというもの。
 ということで……美味しくごはんをいただきます!!

●美味しいごはんを食べよう!
「食べることは幸せであると、俺もひとの身を得て、知ったことだ」
 元は硯箱である故にか、何気に実はかなりの健啖家である筧・清史郎(桜の君・f00502)は、そうにこにこと微笑みながらも。今回やるべきことを説明する。
「現在、皆にも赴いて貰っているように、ケルベロスディバイドではケルベロス・ウォーが勃発しているが。黄金の角を生やした鬼神の種族「オウガ」達が、十二剣神襲来による地球のピンチに馳せ参じてくれている。そして彼らは、鍛錬を愛し鍛錬に長け、瞬く間に都市内に「お食事処」を設営し始め、「戦う為の身体作りに最適な、栄養満点の美味しい食事」をデウスエクスと戦う意志ある者に分け隔てなく大量に振る舞い始めているのだという。というわけで、ここは彼らの厚意に甘えて、体にいい食事で戦う力をつけて行こうというわけだ」
 オウガ達が急ピッチで用意してくれたお食事処には、身体にいい食事が盛りだくさん!
 ひとつちょっと気になるのは、鬼神級の量ではあるものの。
 だが、戦う身体にぴったりの栄養満点グルメであることは間違いない。
 そして今回、オウガ達の食事処で用意されているというのは。
「炊き立てで美味なごはん、つまり米を味わって栄養をつけて欲しいのだという」
 米には多岐にわたる栄養素が含まれていてエネルギー源としても大変優秀で、身体作りには最適だ。しかもこれほど、無限といえるほどのバリエーションを誇るものはないだろう。
「米といえば、寿司なども良いな。職人なオウガ達が握ってくれるし、酢飯や具材を貰って自分達で手巻き寿司パーティーなども楽しめるだろうし。手毬寿司やちらし寿司などだと見目も楽しめて、少しずついただけるかと。腹を存分に満たす丼ものも、好きなものを選べる、豊富な種類用意されているし、具材や薬味の用意も多彩で、おにぎりを握って貰うのもいいし、自分達で好きな大きさやアレンジで握ってもいいだろう。他にも、米料理各種様々用意されているというので、好きなものを好みの量で楽しんで食べて、戦いに備えよう」
 どれだけ食べても、鬼のように用意されているので遠慮はいらないし。
 逆に小食でも量の調整がしやすいし、少しでも多くの人に食べて貰えればそれが何よりなので、それぞれ無理のない量を美味しく楽しんで欲しい。

「おはぎやぼたもちなどの、米を使った甘味も楽しみであるし。純米酒や米焼酎、米甘酒などの酒も飲める年齢ならば楽しめるのではと。勿論、普通の飲み物もあるようだし、茶と米も非常に相性が良いな」
 清史郎はそうわくわくと笑み宿しながら、満開桜のグリモアを掌に咲かせて。
 ふっくら炊き立て釜炊きごはんの香り漂う、お食事処けるべろすへと猟兵達を導く。


志稲愛海
 志稲愛海です。
 よろしくお願いいたします!

 こちらは、1フラグメントで完結する『ケルベロス・ウォー』のシナリオです。

 受付開始日等はシナリオタグやMSページで連絡いたします。
 追加冒頭はありません。

●プレイングボーナス
 オウガお手製の「身体作りの為の食事(※大量にある)」を完食する。

●シナリオ概要等
 美味しく楽しく、目一杯ごはんタイムを満喫してください!

 炊き立てごはんやお米メニュー、ごはんのおとも等が好きなだけ振舞われます。
 手巻き寿司パーティーやおにぎりパーティーなど自分達で作るものもOK。
 手製のとっておきのごはんのおともやおかずを持参などしても構いません。
 OPに記載のないものもありますので。
 ありそうなものであれば、お好みでご指定いただければです。
 食材や具材等必要な物は全て揃っており、オウガが料理してくれますので。
 ごはんと共に食べたいおかずなどでも作ってもらえます。
 お米デザートや酒等もありますし、ごはんに合う各種普通の飲物もあります。
 楽しく美味しく、自由に過ごしていただければです。

 わいわい賑やかにでも、まったり静かにでも、甘々でも、カオスでも。
 どの様な雰囲気でもお好みで、皆様各々ごはんを楽しんでいただければと!

 お声掛けあれば、案内役の清史郎や当方のグリモア猟兵もご一緒いたします。
 どのグリモア猟兵でも、面識ありなしに関わらずお気軽にどうぞ。

●お願い
 同行者がいる場合は【相手の名前(呼称可)と、fからはじまるID】又は【グループ名】のご記入をお願いします。

 グループ参加の人数制限はありません、お一人様~何人ででもどうぞ!
 ですが、同行者が参加していない場合は返金となる可能性もあります。

 公序良俗に反する事、他人への迷惑行為、未成年の飲酒喫煙は厳禁です。
 あとは皆様らしく、どうぞご自由に!

 ご参加お待ちしております!
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第1章 日常 『緊急開店! お食事処けるべろす』

POW   :    大量の料理を苦もなく完食する

SPD   :    より消化の良い料理を選んで食べる

WIZ   :    味変や別腹で料理を食べきる

イラスト:del

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

霧崎・天音
【アドリブOK】
…オウガの人たちのことはよく知ってる。
みんな気は優しくて力持ち…みたいな感じだったな…
(ちょっとケルベロスブレイドの世界の人々を思い出す。)

ご飯をお腹いっぱい食べられるなら、せっかくだから参加しないと。
美味しそうなものは全部もらおうかな…
(現れるのは丼物多数。しかしそれを見ても天音は物怖じすることはない。)

それじゃあまずはチャーハンから…
(まるで排水口に吸い込まれるが如く、天音はあっという間にチャーハンを完食してしまう。そして次は牛丼、天丼、親子丼…)

ふー、そろそろ半分くらいかな…
(大盛りメニューをほとんど完食しながら、天音はなおもまだ余裕を見せるのであった。)



 日頃の鍛錬の成果を発揮して、せっせと食事を振舞うその姿。
 そんな黄金の角を生やした鬼神達を見つめているのは、霧崎・天音(異世界のラストドラゴンスレイヤー・f40814)。
(「……オウガの人たちのことはよく知ってる」)
 ――みんな気は優しくて力持ち……みたいな感じだったな……、って。
 ちょっぴり、ケルベロスブレイドの世界の人々を思い出しながら。
 現にオウガ達は、十二剣神襲来による地球のピンチに馳せ参じてくれていて、デウスエクスと戦う意志ある者に、戦うための力となる栄養満点な食事を提供してくれているのだ。
 だから、天音はこくりとひとつ頷きながら、漂ってくる美味しい香り導かれるように。
(「ご飯をお腹いっぱい食べられるなら、せっかくだから参加しないと」)
 やってきたのはそう、『お食事処けるべろす』!
「美味しそうなものは全部もらおうかな……」
 そう視線をくるりと巡らせる天音は、物怖じする様子は全くないのだけれど。
 彼女の目の前に次々と用意されるのは、様々な多数の丼物多数。
 しかもどれもやたら、サイズやボリューム感が大きい。
 けれどそれを見ても、天音は特に驚く様子などもやはりなく。
「それじゃあまずはチャーハンから……」
 超大盛りチャーハンを手にし、すちゃりとレンゲで掬って、口に運びはじめれば。
『……!?』
 提供してくれているオウガ達も、思わずびっくり。
 まるで排水口に吸い込まれるが如く、はむはむもぐもぐ。
 あっという間に、盛り盛りであったはずのチャーハンを完食してしまう天音。
 いや……それは何も、超大盛チャーハンに限った話ではない。
 次は、つゆだく大盛りの牛丼。それから、ぷりぷりなエビが豪快に乗った天丼に、たまごがこれでもかと使われているビッグな親子丼……等々。
 勿論それらも、ぺろりと難なく即食べ終わった後。
 ちょっぴり一息つく天音。
「ふー、そろそろ半分くらいかな……」
 彼女にとっては、ほとんど完食した大盛りメニューは、せいぜいおなかの半分程度……!?
 故にあれだけ盛り盛りすぎる丼たちを綺麗に食べ尽くしてもなお、まだ余裕を見せる表情で。
 オウガ達が作ってくれる美味しいごはんを見遣りつつ、次に何を食べるかを、再び考えはじめるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

馬県・義透
四人で一人の複合型悪霊。生前は戦友

第四『不動なる者』盾&統括役武士
一人称:わし 質実剛健古風

陰海月の食欲は、留まるところを知らぬのう…。
そして、わしなのは…なるほど、わしだけ、まだ一緒に行ってなかったな。
というわけで、おにぎりを貰おう。わしは…塩むすび。それと、昆布のも貰おう。二人前になりそうだ。
おにぎりなのはな、一番馴染みのある食べ物であるからな。


大食漢な陰海月「ぷ!」
おにぎりお願いします!ツナマヨでしょ、おかかでしょ、鮭でしょ、高菜も!
どれもおいしいなー。おかわり!(十人前)
霹靂「クエ」
友って、光るとお腹が空くっていってたよなぁ…。あ、自分は焼肉入りのおにぎりください、二人前で。



 ほかほか炊き立てごはんの良い香りが漂うお食事処を、うきうきゆうらり。
『お、クラゲさん、何にするかい?』
 オウガにそう声を掛けられば、そわりと揺れながらも、陰海月はオウガへとひと鳴き。
「ぷ!」
 ――おにぎりお願いします! って。
 そんな注文にオウガは大きく頷いて、おにぎりを握る準備をどんっとしながらも改めてこう訊ねれば。
『おにぎりだね! 具は何にする?』
「ぷきゅ、きゅ!」
 陰海月は沢山並ぶ具の中から、ぴかぴかわくわく選んでいく。
 ――ツナマヨでしょ、おかかでしょ、鮭でしょ、高菜も!
 そう、陰海月は大食漢な食いしん坊さんなのである。
 そしてこのお食事処けるべろすは、そんな陰海月にぴったり。
 何でも鬼のようなビッグサイズで、沢山食べれば食べるほど栄養満点なのだ。
 ということで、沢山大きなおにぎりを握ってもらって嬉しそうな陰海月の姿を見遣りながら。
「陰海月の食欲は、留まるところを知らぬのう……」
 改めてそう紡ぐのは、馬県・義透(死天山彷徨う四悪霊・f28057)――第四『不動なる者』。
 いや、何故今回は『不動なる者』なのかといえば。
(「……なるほど、わしだけ、まだ一緒に行ってなかったな」)
 というわけで赴いた食事処で早速、炊き立てごはんをいただくことにして。
「というわけで、おにぎりを貰おう。わしは……塩むすび」
 『不動なる者』がお願いしたのも、陰海月と同じおにぎり。
 でも同じおにぎりでも、具の選択はまた違うもので。
「それと、昆布のも貰おう」
 ……二人前になりそうだ、と。
 そう紡ぐ『不動なる者』が何故、おにぎりを選んだのかといえば。
「おにぎりなのはな、一番馴染みのある食べ物であるからな」
 そして、霹靂も金色混じりの焦げ茶の翼をばさり。
「クエ」 
 友って、光るとお腹が空くっていってたよなぁ……なんて、陰海月の十人前はありそうな大量のおにぎりを見ながらも。
「クエ、クエー」
 ――あ、自分は焼肉入りのおにぎりください、二人前で。
 そう注文して受け取れば、いざ皆と一緒に――いただきます!
 炊き立てごはんで握られたおにぎりは、つやつやふっくらで。
 オウガが握ったどでかサイズのおにぎりは食べ応えも抜群!
 そして、『不動なる者』や霹靂と共に、はむはむもぐもぐ、ぺろりとおにぎりを平らげていく陰海月は。
 嬉しそうに光りながらも、ぷきゅ!
 ――どれもおいしいなー。おかわり! って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

賤木・下臈
カレーライスを注文します。我々あやしき下臈はカレーライスが大好物であり、カレーの食べ過ぎで自爆して絶滅しました。
あほな妄言はさておき、あまり多すぎると本当に爆発しかねないので、量はほどほどにしておきます。
それにしても、日本人は他所からうまいもの伝わってきたら、とりあえず米を入れたり、米に乗せたりする習性があるのでしょうか。こうしていろんな人たちが工夫してくれるおかげで、米をおいしく食べられることは結構なことです。今年もおいしい米がたくさんとれるといいですね。そのためには戦に勝たねば、全ては絵に描いた餅になってしまいますが。米だけに。



 お食事処でひっきりなしに炊き上がる、大量の米。
 そしてオウガたちの豪華なお米料理が次々と振舞われているのだけれど。
 賤木・下臈(おいしいクッキーです・f45205)が満を持して頼むのは――そう、カレーライス!
 そう、カレーライスを頼むことがある意味、いわゆる彼の独自の価値観である|下臈《げろ》さ、ゲロイズムなのである……かもしれない。
 何せ――実は。
「我々あやしき下臈はカレーライスが大好物であり、カレーの食べ過ぎで自爆して絶滅しました」
 この世に100人いるという「あやしき|下臈《げろう》」の絶滅の秘密は、まさかのカレーライスにあり!?
 いえ……というような、あほな妄言はさておき、と気を取り直して。
 カレーライスをオウガに頼む下臈なのだけれど。
「あまり多すぎると本当に爆発しかねないので」
 無理なく美味しくいただけるように、量はほどほどにしておくことにして。
 ほどほどの量のカレーライスを受け取れば早速、はむり。
 炊き立てほかほかのごはんに、程良い辛さの熟成カレールーがなかなかの美味で。
 爆発しない程度に味わいながらも、下臈はふと首を小さく傾ける。
「それにしても、日本人は他所からうまいもの伝わってきたら、とりあえず米を入れたり、米に乗せたりする習性があるのでしょうか」
 それから、もうひとくち口に運びながらも改めて紡ぐのだった。
「こうしていろんな人たちが工夫してくれるおかげで、米をおいしく食べられることは結構なことです」
 ……今年もおいしい米がたくさんとれるといいですね、と。
 そして栄養満点、カレーライスで自滅どころか英気を確りと養いつつ、もぐもぐと下臈はこう続ける。
「そのためには戦に勝たねば、全ては絵に描いた餅になってしまいますが」
 そう――米だけに、なんて。

大成功 🔵​🔵​🔵​

倉灘・夕雨
ほーん、飯ねぇ。丁度いい、米はあるかい?
おひつに大量に頼む。作ってくれんなら握り飯がいい。
味はシンプルに塩が一番だ。海苔も頼むな。
あとは握り飯にあうおかずだが、焼き立ての魚に、たまごやき。
あとそうだ、豆腐の味噌汁も忘れちゃならねえな。
いやー、最近の飯事情はまっこと上手い。
平安の飯も江戸の飯も、今の飯をくっちまったらとてもじゃないが食えたもんじゃあねえ。
俺は大食いだからなぁ、どんどん寄越してくれ。
ああ、そうだ。チンゲン菜でなんかおすすめの和食の料理あるかね?
最近、妙にこれにハマっていてな。わりいがなんか作ってくれや。

※アドリブ等歓迎



 釜で炊いた米がまた、美味しそうな湯気をあげて。
 そこかしこで炊き上がっては振舞われる、お食事処けるべろす。
 そんな美味しそうな匂いと活気で溢れる周囲をぐるりと見渡しつつ。
「ほーん、飯ねぇ。丁度いい、米はあるかい?」
 オウガへとそう声を掛けるのは、倉灘・夕雨(気まぐれ根無し草・f42838)。
 オウガはそんな夕雨の言葉に大きく頷きつつ、ごはんが炊けた釜の蓋をぱかり。
『もちろんだとも、絶品の米を沢山用意しているぞ! どんな米をご所望かい?』
「おひつに大量に頼む。作ってくれんなら握り飯がいい」
『握り飯だな、具やアレンジの好みはあるか?』
「味はシンプルに塩が一番だ。海苔も頼むな」
 夕雨はそう好みを伝えてお握りを作って貰い、おひついっぱいに入れて貰うことにする。
 お握りは、米の旨味を存分に味わえるようにシンプルに。
 そしてそんな米をより楽しむべく、一緒に合わせるものといえば。
「あとは握り飯にあうおかずだが、焼き立ての魚に、たまごやき。あとそうだ、豆腐の味噌汁も忘れちゃならねえな」
 定番で絶対に間違いのない、ごはんにぴったりのおかずや味噌汁!
 ごはんも炊き立てで、つやつやほかほかな絶品なのは勿論のこと。
 ごはんに合うおかずだって当然、一切手は抜かないこだわりの高さなのです。
 そして量も盛り盛り、栄養も盛り盛りな米を――いざ、いただきます!
 まずは、ぱくりと握り飯を頬張って、味噌汁をかきこんで。
「いやー、最近の飯事情はまっこと上手い」
 改めて口に広がる美味に、こくりとひとつ大きく頷く。
 一応、米自体がある世界にはいたのだけれど。
「平安の飯も江戸の飯も、今の飯をくっちまったらとてもじゃないが食えたもんじゃあねえ」
 これほどまで好きな量を入手できて食べられるようなものでもなかったし、何より米自体の味がまるで違うから。
 夕雨ははむはむ、次々と握り飯を口に運んでいきつつ、オウガへと改めて所望する。
「俺は大食いだからなぁ、どんどん寄越してくれ」
 それから、定番の焼き魚や味噌汁も米に非常によく合うのだけれど……もう一品。
「ああ、そうだ。チンゲン菜でなんかおすすめの和食の料理あるかね?」
『チンゲン菜の和食か、もちろんできるぞ!』
「最近、妙にこれにハマっていてな。わりいがなんか作ってくれや」
 そして出てきたのは、チンゲン菜のポン酢梅肉和え。
 さっぱりでありながらも、やはりごはんのおともの代表格である梅の味がごはんにぴったり。
 それから夕雨は、からになったおひつを差し出して。
 オウガへとこう告げる――ああ、おかわりをもらえるかね? って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

終夜・嵐吾
美味しいお寿司食べに来たんじゃよ!
寿司ならどろ甘のものもなかろう、せーちゃんが一緒でも大丈夫じゃ
寿司だけたくさん食べて帰る!!

やはり…職人に握ってもらうのがええ
内容はお任せで…!お腹いっぱいになってきたらストップしようかな
あ、ガリは多めで!
せーちゃんもわしと同じでええ?
おいしい握り寿司~(るん)

お通しに鯛皮のポン酢和え?これは冷酒がいるの(きり)
辛口のがええ~
鯛もはまちも美味じゃ~
太刀魚? ほう…このようなものまでだしてくるとは
甘エビもほたても、うに~、いくら!美味い~
大トロ…き、きえていく…もう一貫ええかの?

せーちゃん、美味いの~!
え、箸休め?
ほう、せーちゃんお勧めの箸休めとは……ア゛ッ!



 ふわりと炊き立てごはんの香りが漂ってくれば、お耳がぴこん。
 尻尾もゆらゆら、今日の終夜・嵐吾(灰青・f05366)はご機嫌であった。
「美味しいお寿司食べに来たんじゃよ!」
 美味なごはんを……寿司を、存分に味わいにこの場所にやって来たのだから。
 いや、美味しいものを食べられること自体、勿論うきうきなのであるが。
 このお食事処でメインとして振舞われるのは、米。
 そして米を使った美味しいものの代表格である寿司を食べにきたわけで。
(「寿司ならどろ甘のものもなかろう、せーちゃんが一緒でも大丈夫じゃ」)
 ちらりと横目で見遣るのは、共にこの場に赴いた、うきうきしている箱の友。
 ちょっと……いやかなり、友は甘い物が好きで。
 清史郎本人は善意で、自分にもお裾分けしてくるのだ。強引に、どろ甘を。
 そんな友人の厚意を断るのもというか断ってはいるのだが、物理でいつも捻じ込まれては、かわいそうな目に合っている嵐吾であるが。
 だが、今日は!
「寿司だけたくさん食べて帰る!!」
 そんな張り切る嵐吾に、清史郎もにこにこ。
 というわけで。
「やはり……職人に握ってもらうのがええ。内容はお任せで……!」
 自分で好みのものを頼むのも良いのだけれど、でもやはり職人おすすめのものは美味に違いないし。
「お腹いっぱいになってきたらストップしようかな。あ、ガリは多めで!」
 美味しくいただくために重要なのは、腹八分目。寿司の合間のアクセントとして、ガリも多めにしてもらって。
「せーちゃんもわしと同じでええ?」
「ああ、俺もらんらんと同じものを」
 こくりと友が頷けば密かにガッツポーズ、同じものならばきっとますます安全!
 というわけで。
「おいしい握り寿司~」
 るん、と尻尾もゆらゆら、清史郎もそんな尻尾をガン見しつつにこにこ。
 いや、米は勿論であるけれど……ごはんに合う料理だって、オウガたちは絶品のものを用意しているし。
「お通しに鯛皮のポン酢和え? これは冷酒がいるの」
 そうきり、と酒も当然注文して。
「辛口のがええ~。鯛もはまちも美味じゃ~」
「らんらん、この太刀魚も美味だ」
「太刀魚? ほう……このようなものまでだしてくるとは」
 勿論、口にした太刀魚も絶品で、酒にだってぴったりであるし。
「甘エビもほたても、うに~、いくら! 美味い~。大トロ……き、きえていく……もう一貫ええかの?」
 そわりと尻尾を揺らして、蕩けるような大トロをおかわり!
 そして美味しい寿司に、酒も程良く入れば、へらり。
「せーちゃん、美味いの~!」
「ああ。ではらんらん、このあたりで箸休めなどどうだろうか」
 そうにこにこ告げる箱に対し、寿司や酒にるんるんしていたから……つい、うっかり。
「え、箸休め? ほう、せーちゃんお勧めの箸休めとは……ア゛ッ! お、おはぎ!? せーちゃん、わしは、おはぎは大丈夫……ふごっ!?」
 そう遠慮するな、といつものようにお裾分けされるのだった――箸休めの、オウガ特製・超どろ甘特大おはぎを。

大成功 🔵​🔵​🔵​

神城・瞬
【星月の絆】で参加

やはり米はいいものですよね。食べ盛りの星羅や朔兎はもちろん、成人しても胃袋ブラックホールぶりは変わらない奏。4人でどれだけ米が消費されるのでしょうか。まあ、折角なのでごちそうになりましょう。

え?丼とおにぎり?そうですね、それにしましょう。海鮮丼いただけますか?奏と朔兎の側に積まれる丼の山に星羅と共に苦笑します。星羅も海鮮丼ですか。米粒ついてますよ。(向かいに座っている星羅のほっぺからとってあげる)

おにぎりは明太子にします。四人でそれぞれ頼めば四種類食べれますね。

ところでこれだけのコメどこから調達してんでしょうかね?まあとりあえず一杯食べますか。


真宮・奏
【星月の絆】で参加

ご飯は身体を元気にします!!成人してもご飯一杯食べると幸せになります!!星羅も朔兎も育ち盛りですからご飯いっぱい食べませんと。そうですよね、瞬さん!!

やっぱりお腹いっぱいになるのは丼ものですよね!!天丼、カツ丼、親子丼、牛丼!!向かいの朔夜もいっぱい食べてますね。なんか瞬さんと星羅が苦笑してますが。朔兎、頬がハムスターのようになってるよ。詰め込みすぎ。

味噌汁を飲んで、と。おにぎりはたらこで!!四人で頼めば四種類!!

これだけの米どれだけ調達してるって?まあ一杯食べれればいいじゃない!!あ〜幸せ!!


神城・星羅
【星月の絆】で参加

ほかほかのご飯は大好きです。食べると幸せになります!!大きくなるにはご飯を一杯食べないと!!まあ奏姉様と朔兎様のように大量は無理ですけど!!

海鮮丼とお茶漬けいただけますか?うん、美味しいお米です。隣の朔兎様と奏姉様の積んである丼の山に瞬兄様と苦笑します。あ、瞬兄様、米粒とっていただいてありがとうございます。

味噌汁を飲んでおにぎりはおかかにします!!はい、四人で頼めば四種類の具ですね!!

まあ、この米の調達源は気になりますが、まあ気にしたら負けのような気がするので存分に食べましょう!!ええ幸せですね!!きょうだい4人で食べる美味しいご飯!!


源・朔兎
【星月の絆】で参加

おお、美味しいご飯が一杯食べれるのか!!やっぱり米は力でるよな!!俺、まだまだ体幹鍛えないとな。よし、食べるぞ!!

やっぱり丼ものだよな。カツ丼、天丼、親子丼、牛丼!!おお、美味しいご飯だ!!なんか瞬さんと星羅が苦笑してるぞ!!え?俺詰め込みすぎ?美味しいからな!!

味噌汁飲んで、と。俺はおにぎりは鮭にするぞ!!明太子、たらこ、おかか、鮭!!どの具も美味しいな。

まあ、なぜにこんなに米が大量に調達してなおかつ料理しきるなんて不可不思議だけどな!!まあ一杯食べさせてくれるから深いことは考えない!!こうしてきょうだい4人でご飯食べれるしな!!



 予知を聞いて足を運んだ、『お食事処けるべろす』で振舞われているのは。
「おお、美味しいご飯が一杯食べれるのか!!」
「ほかほかのご飯は大好きです。食べると幸せになります!!」
 そう、炊き立て美味しい、ほかほかごはん!
 そんなごはんを前に、源・朔兎(既望の彩光・f43270)と神城・星羅(黎明の希望・f42858)が瞳をキラキラと輝かせれば。
「やはり米はいいものですよね」
「ご飯は身体を元気にします!!」
 神城・瞬(清光の月・f06558)の言葉に大きく頷く真宮・奏(絢爛の星・f03210)の目もキラキラ。
 今回は、デウスエクスと戦う意志ある者に、オウガ達がごはんを大量に振る舞っているのだというけれど。
「やっぱり米は力でるよな!! 俺、まだまだ体幹鍛えないとな」
「大きくなるにはご飯を一杯食べないと!!」
 まさにごはんは、戦う為の身体作りに最適で栄養満点。
 というわけで!
「よし、食べるぞ!!」
「まあ奏姉様と朔兎様のように大量は無理ですけど!!」
 食べ盛りのふたりは、いっぱい食べる気満々。
 いえ、育ち盛りなふたりも、なのだけれど。
「成人してもご飯一杯食べると幸せになります!!」
 成人している奏だって勿論、張り切って沢山いただきます!
 そして奏は、瞬へと目を向けて。
「星羅も朔兎も育ち盛りですからご飯いっぱい食べませんと。そうですよね、瞬さん!!」
 そう奏から声を向けられた瞬は、わくわくしている3人を見遣りつつも思うのだった。
(「食べ盛りの星羅や朔兎はもちろん、成人しても胃袋ブラックホールぶりは変わらない奏」)
 ……4人でどれだけ米が消費されるのでしょうか、って。
 けれど、戦いのために栄養をつけないといけないのは頷けるし。
 沢山美味しい物を振舞ってくれるというのならば。
「まあ、折角なのでごちそうになりましょう」
 オウガ達の厚意に甘えて、有難くいただこうと思う瞬なのだった。
 そしてごはんといっても、色々な食べ方があるのだけれど。
「やっぱりお腹いっぱいになるのは丼ものですよね!!」
「やっぱり丼ものだよな」
 ――天丼、カツ丼、親子丼、牛丼!!
 奏と朔兎が声を揃えて注文するのは、定番で食べ応えも満点な丼もの! しかも沢山!
 それに、ごはんの美味しさを堪能できるおにぎりも外せないから。
「え? 丼とおにぎり? そうですね、それにしましょう」
 瞬はふたりの声に頷きつつ、続いて注文を。
「海鮮丼いただけますか?」
 それから、ただでさえガッツリラインナップなのに、量も盛り盛りの丼を手に取って。
「おお、美味しいご飯だ!!」
 早速、いただきますと口に運べば、朔兎は炊き立てごはんの美味しさに感激しつつ、はむはむもぐもぐ。
「向かいの朔夜もいっぱい食べてますね」
 眼前の彼にそう微笑まし気に言う奏も同じく、相変わらずの食べっぷりです。
 そんな奏と朔兎の側に積まれる丼の山に、共に苦笑してしまう瞬と星羅。
 そしてふたりの苦笑に気づいた奏と朔兎であるが。
「なんか瞬さんと星羅が苦笑してるぞ!!」
「朔兎、頬がハムスターのようになってるよ。詰め込みすぎ」
「え? 俺詰め込みすぎ? 美味しいからな!!」
 美味しいから仕方ありません!
 そんな一向に箸が止まる気配のないふたりの姿を後目に。
「海鮮丼とお茶漬けいただけますか?」
「星羅も海鮮丼ですか」
 星羅が注文したのは、豪華な海鮮丼とさらりといただけるお茶漬け。
 そして、ぱくりと口にすれば。
「うん、美味しいお米です」
 こくりと頷き、ほわりと笑み宿して。
 奏や朔兎ほどではなくとも、また一口、二口と、食べ進めていくのだけれど。
「米粒ついてますよ」
「あ、瞬兄様、米粒とっていただいてありがとうございます」
 向かいに座っている瞬が延ばした手が、星羅のほっぺについた米粒をとってあげる。
 そんな盛り盛りの丼ものも、目一杯堪能しているが。
 味噌汁とセットで次にいただくのは、おにぎり!
 でも、ただ注文するだけではありません。
「おにぎりはおかかにします!!」
「俺はおにぎりは鮭にするぞ!!」
「おにぎりはたらこで!!」
「おにぎりは明太子にします。四人でそれぞれ頼めば四種類食べれますね」
「四人で頼めば四種類!!」
「はい、四人で頼めば四種類の具ですね!!」
 そう、色々な味をいただく、美味しい作戦。
「明太子、たらこ、おかか、鮭!! どの具も美味しいな」
 それから、美味しくおにぎりを食べつつ、ごはんにぴったりな味噌汁を飲みながらも。
 瞬はふと疑問を口にする。
「ところでこれだけのコメどこから調達してんでしょうかね?」
「これだけの米どれだけ調達してるって?」
 そしておにぎりを口に運びつつ、微か首を傾ける奏。
 確かに、どんどん炊き上がる米の量は半端ないし。
「まあ、なぜにこんなに米が大量に調達してなおかつ料理しきるなんて不可不思議だけどな!!」
 それを次々と料理していくオウガ達は、朔兎の言うように不思議であるのだけれど。
 星羅もおにぎりを食べながら、こう口にする。 
「まあ、この米の調達源は気になりますが、まあ気にしたら負けのような気がするので存分に食べましょう!!」
「まあ一杯食べれればいいじゃない!! あ〜幸せ!!」
「まあ一杯食べさせてくれるから深いことは考えない!! こうしてきょうだい4人でご飯食べれるしな!!」
「ええ幸せですね!! きょうだい4人で食べる美味しいご飯!!」
 瞬も、そんな3人の楽しそうで嬉しそうな様子を見れば。
「まあとりあえず一杯食べますか」
 一緒に思う存分、ごはんをいただくことにする。
 だって――きょうだい4人で食べるご飯は、とても美味しくて幸せだから。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

木元・杏
【かんにき】

戦争の合間のお食事処、お米、お振る舞い
まつりん、アキと心して取り掛かろう(そわそわ

白米、まず最初は定番、わたしとまつりんの毎日の朝食、たまごかけごはん(丼盛り
お米とたまごの素朴な味わいのハーモニー
おいしい…(至福

ん、わたしも厨房のお手伝い
和食任せて?主におにぎりを作っていこう
んふ、アキのリクおっけー
ブロックベーコンを具にするならば、おにぎりも鬼大きく…(ぎゅーーっ
おかかは表にまぶす
まつりんはリクあり?
中華風もなんでもお任せあれ(ドヤ顔

沢山ぎゅっとしてたらお腹空いた
む、甘味の予感!
きなこおはぎ!…さくら餅、あ、みたらし団子…全部美味しい(ほわん

〆のお茶代わりにわたしもお粥(丼盛


駒鳥・了
【かんにき】
おにぎりはベーコンおかかがいいな!
ベーコンはブロックでね!フツーのより崩れやすいけど!
オレちゃんは甘味の気分だから行って来る
純米酒発見、ケド成人はオレちゃんだけだし…て日本酒アイス?貰った!
未成年はダメか。しゃーないココで食べてこ
しかしアテというかお魚も欲しい気分
手毬寿司も見た目お菓子みたいだしって言い訳でコレも!
たっだいまー!
甘味はさくら餅に鴬餅、ずんだ餅。きなこおはぎも勿論あるよ!

ただいまーっておにぎりでっか!さすが杏ちゃん!
祭莉くんは茶粥?お茶漬けじゃないんだ
中華粥は具が多いね。トッピング追加できたっけ?

まあいいや!みんなでちょっとずつ食べよ!
じゃあいっただっきまーす!


木元・祭莉
【かんにき】
アンちゃん、アキちゃん、お米まつりだって!

わー、どれも美味しそ……もう食べてるし。
まいっか、集合場所を決めよう。
じゃ、それぞれの美味しい見つけて、お腹すいた頃にココに集合ね。
あ、おいらはワカメまぶした焼おにぎりと、チャーハン山賊むすびね!
いっくぞー!(だっしゅ)

ふむふむ、オウガさんの好みも木元村とそんな違わないね。
ごはんのお供に、牛肉の時雨煮と酢茎の古漬け。甘酢らっきょもいいな♪
え、食べる辣油。へえ、どんなの!?(食べたこと無い子)

お米アイスの樽を小脇に、再集結。
ん、お茶で炊いた茶粥と、お出汁でいただく中華粥もらってきたよ♪
通りすがりのオウガさんも巻き込んで、大宴会と洒落こもうー♪



 ふわり、炊き上がったばかりのごはんの香りが漂う中。
 木元・祭莉(銃弾を次から次へと叩き落とすなにかの達人・f16554)は、お耳をぴこり、尻尾もゆらゆら。
「アンちゃん、アキちゃん、お米まつりだって!」
 やって来たのはそう、ひたすら美味しいお米が振舞われているというお食事処!
 何せ今は戦争の真っ只中、戦うためには栄養満点な食事が必要不可欠。
 木元・杏(視線の連打・f16565)も、くるりと周囲を見回しつつ……戦争の合間のお食事処、お米、お振る舞い、と。
「まつりん、アキと心して取り掛かろう」
 そわそわしつつ、ぐっと気合十分。
 といわけでやはり、白米といえば、まずは最初は定番のこれ。
「わたしとまつりんの毎日の朝食、たまごかけごはん」
 それは、お米とたまごの素朴な味わいのハーモニー。
 そんな至高なたまごかけごはんを、盛り盛りの丼盛りで。
「おいしい……」
「わー、どれも美味しそ……もう食べてるし」
 気が付けば早速、はむりといただいている杏。
 そんな双子の妹の様子を後目に、祭莉はこう紡ぐ。
「まいっか、集合場所を決めよう」
 それは、美味しくごはんをいただくための大作戦。
「じゃ、それぞれの美味しい見つけて、お腹すいた頃にココに集合ね」
 皆で見つけた美味しそうなものをそれぞれ調達して、合流していっぱい味わうというわけだ。
 そして、丼盛りなたまごかけごはんを難無く食べ終わった杏も、こくりと頷いて。
「ん、わたしも厨房のお手伝い。和食任せて?」
 ……主におにぎりを作っていこう、と。
 厨房でおにぎりを握らんとするけれど、具も盛り沢山。
 でも、まず杏が握るのは。
「おにぎりはベーコンおかかがいいな!」
「んふ、アキのリクおっけー」
 駒鳥・了(I, said the Rook・f17343)のリクエスト、ベーコンおかかおにぎり!
「ベーコンはブロックでね! フツーのより崩れやすいけど!」
「ブロックベーコンを具にするならば、おにぎりも鬼大きく……」
 杏はそう、ぎゅーーっと鬼大きなおにぎりを握って。
 じゅわりと焼けたベーコンをブロックでどんっ。
 そして鬼大きなおにぎりの表面に、おかかをぱらぱらどさっとまぶせば――出来上がり!
 それから杏は、次は祭莉に訊いてみる。
「まつりんはリクあり?」
「あ、おいらはワカメまぶした焼おにぎりと、チャーハン山賊むすびね!」
 そんなリクエストにも、杏はえっへんドヤ顔で。
「中華風もなんでもお任せあれ」
 ――いっくぞー! とダッシュして美味しいものを探しにいった祭莉を見送りつつ。
 リクエストされたおにぎりを再び、ぎゅぎゅーーっ。
 そして、了も。
「オレちゃんは甘味の気分だから行って来る」
 美味しい物を探しつつ、視線を巡らせていれば――純米酒発見!
 いや、ちょっと甘い物ではないし、それに。
「ケド成人はオレちゃんだけだし……て日本酒アイス? 貰った!」
 一緒なのは杏と祭莉だから……未成年はダメか、と。
 貰っていくのは、諦めたものの。
「しゃーないココで食べてこ」
 でも、くるりともう一度周囲を見回す了。
 ……しかしアテというかお魚も欲しい気分、と。
 ということで。
「見た目お菓子みたいだしって言い訳でコレも!」
 追加で購入したのは、まんまるころんとした手毬寿司。
 そんな了が美味しい甘味探しの間に、お米と酒をそっと楽しんでいる時。
「ふむふむ、オウガさんの好みも木元村とそんな違わないね」
 祭莉は、そう見慣れているようなごはんメニューへと目を向けつつ。
 やはり美味しい炊き立てごはんと一緒にいただきたいものを、いくつかチョイス。
「ごはんのお供に、牛肉の時雨煮と酢茎の古漬け。甘酢らっきょもいいな♪」
『この食べる辣油も、ごはんのお供に人気だよ!』
「え、食べる辣油。へえ、どんなの!?」
 食べたことが無い、食べる辣油も追加で貰って見て。
 やはりデザートも必要だから、お米アイスの樽を小脇に抱えて、再集結するべく戻り出す祭莉。
 そして杏も、ぎゅっとしていれば、ぐぅ。
 ……沢山ぎゅっとしてたらお腹空いた、なんて思っていれば。
「たっだいまー!」
「む、甘味の予感!」
 甘味の気分だと言っていた了の帰還に、そうそわり。
 ちょっぴりお酒を楽しんでから戻ってきた了であるけれど。
「甘味はさくら餅に鴬餅、ずんだ餅。きなこおはぎも勿論あるよ!」
「きなこおはぎ! ……さくら餅、あ、みたらし団子……全部美味しい」
 甘味もばっちり、沢山色々とゲットしてきて。
 それから改めて、甘味にほわんとしている杏の作ったおにぎりを見遣れば。
「ただいまーっておにぎりでっか! さすが杏ちゃん!」
「ん、お茶で炊いた茶粥と、お出汁でいただく中華粥もらってきたよ♪」
「祭莉くんは茶粥? お茶漬けじゃないんだ」
 同時に戻ってきた祭莉の戦利品にも、了は興味津々目を向ければ。
「中華粥は具が多いね。トッピング追加できたっけ?」
「〆のお茶代わりにわたしもお粥」
 ごくごく飲むような勢いで、杏は茶粥も中華粥も〆に美味しくいただくつもり。勿論丼盛で!?
 そして、そんなずらりと並べた戦利品を、了は改めて見遣れば。
「まあいいや! みんなでちょっとずつ食べよ!」
 うきうきと手を合わせて――じゃあいっただっきまーす! と。
「あ、いっぱいあるから一緒に食べよー♪」
 祭莉も、通りすがりのオウガにも声をかけて巻き込みつつもいざ、いただきます!
 美味しく楽しく――大宴会と洒落こもうー♪ と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

燮樹・メルト
お寿司だー!やったー!

というわけで、今日はお寿司を食べ放題に来てまーす!
会場はお米ライスって感じにお米尽くし〜、カレーもあるし、最高だな〜。

とと、今日はお寿司メインっと!
大将!いつもの!(一見さん)
(おまかせでお願いして)

今日は食レポいっぱいして、ごはんパワーでケルベロスウォー頑張ろうって生放送しちゃおう。

お腹いっぱい食べたら、色々パワーも充填!
これなら、色んなところへ行っても勝てそうだね!
よーし!がんばるぞー!
(珍しく気合い十分に、意気込んで)



 ほかほかごはんがまた、新たに炊き上がれば。
 ぱたぱたあおいでは、酢飯にしていくオウガ。
 だってそう、このお食事処のオウガが作ってくれるのだというのは。
「お寿司だー! やったー!」
 そう、お寿司です!
 というわけで! 今日の燮樹・メルト(❤️‍🩹やわらぎ🧬ちゃんねる💉・f44097)は。
「お寿司を食べ放題に来てまーす!」
 いや、寿司だけではない。
 ごはんものなら、なんでもござれということで。
「会場はお米ライスって感じにお米尽くし〜、カレーもあるし、最高だな〜」
 きょろりとつい美味しそうな匂いにつられて、一瞬だけ浮気しそうになるものの。
 ――とと、今日はお寿司メインっと!
 そう気を取り直せば、メルトは颯爽と寿司を握る|大将《オウガ》へと告げる。
「大将! いつもの!」
『おう、いつものな! ……いつもの?』
 そう言うメルトは実は、一見さんです。
 けれど空気を読んだ大将は、おまかせでということを察して、おすすめを握りはじめて。
 わくわくとそれを待つメルトは、こう閃くのだった。
「今日は食レポいっぱいして、ごはんパワーでケルベロスウォー頑張ろうって生放送しちゃおう」
 ということで――❤️‍🍣やわらぎ🍣ちゃんねる🍣💉!
 大将おすすめの、定番のまぐろや鯛、蕩けるようなウニやトロ、旬のアジやアオリイカ等々。
 口に運んでは食レポして、生放送で皆にも美味しさをお裾分け!
 そしてお腹いっぱい美味しくお寿司を食べたら――色々パワーも充填!
「これなら、色んなところへ行っても勝てそうだね!」
 メルトは大将に、ごちそうさま! と告げてから……よーし! がんばるぞー! って。
 気合い十分に意気込むメルトはなかなかのレアであるし、食レポしたごはんはとても美味しそうだから。
 配信ちゃんねるもバスること間違いなしです!

大成功 🔵​🔵​🔵​

夏彦・星彩
【ココ彩】

友だちと一緒にごはんパラダイス体験!
今日の星彩たちは〜手巻き寿司パーティー気分だなぁ
いっぱい色々まきまきするぞぅ…!
恵方巻ってのは食べたりするが
そういえば自分で作るは…あるような無いような…?

星彩も唐揚げ巻くぞ〜
エビの天ぷらも良さげだよなぁ
お肉料理派だがサカナも美味しく食べるぞぅ
生魚は好き嫌いが分かれやすいとか…?
おいしい食べる経験で変わったりもするかもなぁ
…という訳で!
ツナマヨ巻きを作ったり〜
定番の鉄火巻きも良いよなぁ
星彩はネギトロ巻きも好き〜と
タクアンを入れるヤツもあったり〜
あとは鮭のハラス巻き!
…作りすぎたような気もするが
どれも美味し〜く頂こう
ココのおいしいも増えただろうか…?


ココ・ロロ
【ココ彩】
友達とごは~ん!
知らないのたくさんですが
今日の気になるは手巻きずしというの!
サイさんは作ったことありますか?
えほーまき?
それもまきまきごはん…?

ココは生のお魚さんちょっぴりニガテですので
たまごと~野菜をまきまきして~
からあげと~…そぼろもおいしそう?
ハンバーグとてんぷらというのも食べた~い
ふふ、おいしそ組み合わせ自分たちで考えるのもたのしいですね
サイさんはお魚さんすきですか?…おいしい?
好き嫌いしないからココより大きいのでしょうか
食べる経験…なるほど
じゃあ、ちょっぴりだけ挑戦
ネギトロというのならだいじょうぶそう…?
どきそわ一口食べてみれば
おいしい~…!
えへへ、ココのおいしい増えました



 炊き立てごはんの湯気がもくもく、漂ってくる匂いからしてとても美味しそうで。
 ――友達とごは~ん!
 ――友だちと一緒にごはんパラダイス体験!
 今日も並んで尻尾をゆらりら揺らしながら、オウガ達のお食事処へと嬉々とやって来たのは、ココ・ロロ(ひだまり・f40324)と夏彦・星彩(アルベード・f38088)。
 ふたりがこれから体験してみるのは、わくわくのごはんパラダイス。
 とはいっても、ごはんメニューは沢山あるようで。
 ココは周囲をきょろりと見回しながらも、でも、話に聞いて気になっていたものを探してみる。
「知らないのたくさんですが、今日の気になるは手巻きずしというの!」
「今日の星彩たちは〜手巻き寿司パーティー気分だなぁ」
 星彩の気分も同じ、手巻き寿司!
 というわけで、手巻き寿司コーナーを見つければ、うきうきと足を向けて。
「いっぱい色々まきまきするぞぅ……!」
 張り切って一緒に、巻き巻き体験です!
 そんなやる気な様子で尻尾揺らす星彩を、ココはちらりと見遣って。
「サイさんは作ったことありますか?」
「恵方巻ってのは食べたりするが、そういえば自分で作るは……あるような無いような……?」
「えほーまき? それもまきまきごはん……?」
 星彩の言葉にぱちくり、こてんと首を傾けつつも。
 お寿司といえば、定番は魚ではあるものの。
「ココは生のお魚さんちょっぴりニガテですので、たまごと~野菜をまきまきして~。からあげと~……そぼろもおいしそう?」
「星彩も唐揚げ巻くぞ〜。エビの天ぷらも良さげだよなぁ」
「ハンバーグとてんぷらというのも食べた~い」
 生の魚ではなく、肉や野菜や天ぷらなどを、まずは巻き巻き。
 そんな友達と一緒に巻き巻きするのは、とてもうきうきするし。
「ふふ、おいしそ組み合わせ自分たちで考えるのもたのしいですね」
 好きなものを選んで巻き巻きできることも、手巻き寿司の醍醐味!
 とはいえ、星彩もお肉料理派とはいえ。
「サカナも美味しく食べるぞぅ」
 寿司といえば、やはりネタは魚が多くあるから。
 今度は、魚系の手巻き寿司もつくってみることに。
 そして生の魚が苦手なココは友達の言葉を聞いて、お耳をぴこそわ。
「サイさんはお魚さんすきですか? ……おいしい?」
 ……好き嫌いしないからココより大きいのでしょうか、なんて。
 じいと再び、星彩を見つめれば。
「生魚は好き嫌いが分かれやすいとか……? おいしい食べる経験で変わったりもするかもなぁ」
 返る言葉に、納得したようにこくり頷くココ。
「食べる経験……なるほど」
 ――じゃあ、ちょっぴりだけ挑戦、って。
 というわけで! 星彩が巻き巻きするのは。
「ツナマヨ巻きを作ったり〜定番の鉄火巻きも良いよなぁ」
「……つなまよ? てっかまき? サイさんは、どのお魚さんがすきですか?」
「星彩はネギトロ巻きも好き〜」
 そんなネギトロ巻も勿論、巻き巻きして。
「タクアンを入れるヤツもあったり〜あとは鮭のハラス巻き!」
 いっぱい巻き巻きした手巻き寿司をふとくるりと見回せば。
「……作りすぎたような気もするが。どれも美味し〜く頂こう」
 気が付けば、巻き巻き手巻き寿司でテーブルがいっぱい!
 だから、楽しく巻き巻きしたものをいざ、いただきます!
 ココはお耳をぺたりとさせながら、これも食べる体験、と。
 まず、食べてみるのは。 
「ネギトロというのならだいじょうぶそう……?」
 星彩が好きなのだと言っていた、ネギトロ巻き。
 そして、そうっとどきそわ、ネギトロ巻きを手にして――はむり。
「ココのおいしいも増えただろうか……?」
 見守る星彩の瞳に刹那映るのは、ぴこんっと立ったお耳。
「おいしい~……!」
 それからほわほわ、ココはまたひとつ、友達と一緒に体験したはじめてに笑み咲かせる。
 やっぱり尻尾をふたり揃って、ふりふり揺らしながらも……えへへ、ココのおいしい増えました、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

真宮・響
【調和の絆】で参加

やっぱり米は主婦として主力の食品だ。栄養があるし、色々な料理にできる。うちは食いしん坊がおおいので本当たすかってるよ。もちろん私も大好きだ。さて、私たちは手巻き寿司にするか。4人で食べよう。

麗奈の隣にすわって手巻き寿司をたべる。麗奈は海鮮が大好きでね。マグロ、いか、タコ、サーモンを器用にまいていく麗奈に感心しながらホタテやアジのたたきを追加で巻いていく。いがいとえびと厚焼きたまごもいいものだよ。

四人で純米酒をいただく。これほど用意できるのはすごいねえ。ごちそう様。


真宮・律
【調和の絆】と参加

たくさんの米が食べられるなんて最高だな。料理を嗜むものとしてはいろんな料理にできるしな。手巻き寿司か。4人で楽しく囲むのはいいだろう。

陽輝さんの側にすわって仲良くいただく。陽輝さんは寿司の色とりどりさと奥の深いおいしさに魅せられてるようでね。美味しくマグロやいかやつけマグロを食べるのに微笑みながら俺もチャーシューやカニカマなどの変わり種に手を出す。陽輝さんが納豆が平気なのはおどろいたな。あ、陽輝さん、タコいかがですか?

仕上げは四人で純米酒。ああ、美味しかった。満足だ。


天野・陽輝
【調和の絆】で参加

どんな仕組みで大量の米を調達してるか気になるけどね。美味しく料理してくれる真心に報いなければね。しればしるほど米料理は奥深い。

寿司はいい料理だ。色んな調理法があり、見た目もよく、しかも美味しい。手巻き寿司はお気に入りだよ。色んな海鮮をいただき、アボガドやベーコンも試してみる。変わった具もあうのが手巻き寿司のすごいところだね。あ、律、タコありがとう。四人とも一杯食べてるなあ。ああ、納豆は意外と平気なんだ。最初はびっくりしたが。

最後は4人で純米酒。ふう、最高のもてなしだった。満足だ。


神城・麗奈
【調和の絆】と参加

世界に帰還してから色々料理をしったが米料理の奥深さに驚いた。今は米の料理のバリエーションを覚えるのが楽しくつつある。今回はご馳走してもらう側だね。

響と隣に座って海鮮物をいただく。ホタテ、ウニ、あじのたたき。えび、ホタテ。手巻き寿司はチーズやカニカマなんかもあうのがすごいよねえ。うん、美味しい。

最後は4人で純米酒を。まあ、これだけの具材はどこから集めるのか気になるけどね。でももてなしの心は本物だからよろこんでいただくよ。



 オウガ達がひっきりなしに炊いては、振舞っていくごはん。
 炊き立ての香りに食欲をそそられながら、真宮・律(黄昏の雷鳴・f38364)は改めて口にする。
「たくさんの米が食べられるなんて最高だな」
 オウガ達が用意してくれているのは、ふっくらつやつや、釜炊きごはん。
 天野・陽輝(眩耀の曙光・f44868)はそのまさに鬼のような量に、こうも思わずにはいられないけれど。
「どんな仕組みで大量の米を調達してるか気になるけどね」
「やっぱり米は主婦として主力の食品だ。栄養があるし、色々な料理にできる」
 オウガ達が今回、お食事処を開いて食事を振舞うのは、デウスエクスと戦う意志ある者。
 戦いに備え、栄養満点な食事を提供してくれているとのことだが。
 真宮・響(赫灼の炎・f00434)は、大量の米を見つつ、確かに栄養がある主食であるごはんが振舞われることに頷けるし。
 それに何より、妻として母として、思うから。
「うちは食いしん坊がおおいので本当たすかってるよ」
 そして彼女自身も……もちろん私も大好きだ、と。
 ごはんはアレンジも様々できるし、何にでも合う、万能食材。
「料理を嗜むものとしてはいろんな料理にできるしな」
「世界に帰還してから色々料理をしったが米料理の奥深さに驚いた」
 律の言葉に、神城・麗奈(天籟の氷華・f44908)も頷いて返しながらも。
「今は米の料理のバリエーションを覚えるのが楽しくつつある」
 ……今回はご馳走してもらう側だね、と。
 大量のごはんが炊けては、オウガ達がどんどんと様々なメニューへ料理していく様を見遣りつつ。
 その厚意に甘えて、振舞って貰う側として、今日は米料理を楽しもうと思うし。
 陽輝も同じように有難くいただくことにする。
「美味しく料理してくれる真心に報いなければね」
 ……しればしるほど米料理は奥深い、と。
 というわけで、大人4人が楽しむ米料理はというと。
「さて、私たちは手巻き寿司にするか。4人で食べよう」
「手巻き寿司か。4人で楽しく囲むのはいいだろう」
 そう、好きな具を巻いて食べる、手巻き寿司!
 若い子達ならばガッツリ丼ものやおにぎりなどを選ぶかもしれないが、やはりそこは視点も大人。
「寿司はいい料理だ。色んな調理法があり、見た目もよく、しかも美味しい」
 特に陽輝は、音楽や舞台演出などの芸術的な感性に溢れているから。
「手巻き寿司はお気に入りだよ」
 味だけではなく楽しめる手巻き寿司がお気に入りなのも納得である。
 そして、そんな義父の側に座って、美味しくマグロやいかやつけマグロを食べるのに微笑みながら。
(「陽輝さんは寿司の色とりどりさと奥の深いおいしさに魅せられてるようでね」)
 チャーシューやカニカマなどの変わり種に手を出す律。
 陽輝も色んな海鮮をいただきつつ、アボガドやベーコンも試してみて。
「変わった具もあうのが手巻き寿司のすごいところだね」
 定番の海鮮だけにとどまらず、他の具材を巻いても美味しい手巻き寿司に、尚満足気である。
 そして響も、麗奈の隣にすわって――ホタテ、ウニ、あじのたたき。えび、ホタテ、と。
 手巻き寿司を食べながらも、隣の親友を見遣って。
(「麗奈は海鮮が大好きでね」)
 マグロ、いか、タコ、サーモンを器用にくるりとまいていく麗奈に感心しながらも、追加したホタテやアジのたたきを巻いていって。
「いがいとえびと厚焼きたまごもいいものだよ」
「手巻き寿司はチーズやカニカマなんかもあうのがすごいよねえ」
 麗奈も、響と一緒に色々な具材を巻いていきながらも、はむりと口にすれば。
 ……うん、美味しい、と瞳を細める。
 律も、陽輝が巻いていく具材を見つめつつ、自分のおすすめも。
「陽輝さんが納豆が平気なのはおどろいたな。あ、陽輝さん、タコいかがですか?」
「あ、律、タコありがとう」
 そして陽輝は律からタコを貰いつつも……四人とも一杯食べてるなあ、と。
 手巻き寿司を堪能している皆の姿を改めて見つつ。
「ああ、納豆は意外と平気なんだ。最初はびっくりしたが」
 律との会話も勿論楽しむ。
 それから沢山の手巻き寿司を食べて、お腹も満たされれば。
 ゆっくりと四人でいただくのは、純米酒。
「これほど用意できるのはすごいねえ」
 酒を楽しみつつオウガ達に、ごちそう様と改めて告げる響に、麗奈も純米酒を口にしながら続いて。
「まあ、これだけの具材はどこから集めるのか気になるけどね。でももてなしの心は本物だからよろこんでいただくよ」
「ああ、美味しかった。満足だ」
 律も四人でいただく仕上げの純米酒も、じっくりと味わえば。
 陽輝もくいっと酒を飲み干し、三人の言葉に大きく頷く。
「ふう、最高のもてなしだった」
 この美味しく楽しいおもてなしの時間に酔い痴れるように……満足だ、と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

八秦・頼典
【つなぎ】で参加

ケーキ…ああ、まるで春の桜雲が空に漂うように舌の上で柔らかく溶けゆくクリームが美味しい、あの
ちらし寿司を高盛りにしてケーキ状に作るのか…面白そうだね、一緒に作ろう

時折ジゼル様が不安がる視線を送るけど、言いたい事は分かる
ボクは平安貴族であるけどひとりの人間
厳格な身分制度による労働の分離はあれど、ここはアヤカシエンパイアでないし、何よりボクを咎める者など…雷を落とす爺が居たか

ミルナ様より薔薇細工の手ほどきを受けながら、雅で、繊細で、自然と調和した彩りで飾り、一条天皇と定子様のような仲睦まじき事だろう
切り分けもミルナ様と共にしながら、耳元にそっと囁やこう…その日が待ち遠しいね、ってね


ミルナ・シャイン
【つなぎ】で参加

わたくしちらし寿司ケーキを作りたくて。皆で一緒に作りませんか?(デザイン画見せ)
大丈夫、意外と簡単なんですのよ。

サーモンのお刺身を巻けばバラの形になりますわ。
錦糸卵を作ったり作業を手伝ったり。
こうして一緒にお料理作ってると新婚さんみたいですわね…❤
ああ、一条天皇の定子様溺愛ぶりは有名ですわよね。

桜でんぶや錦糸卵、きゅうりやいくらをちらしサーモンのバラを飾ったらもう一手間、薔薇の花びらも散らしましょう!これはエディブルフラワーといって食べられるお花ですの。

では切り分けましょうか、頼典様一緒にナイフ持っていただけます?
ウェディングケーキ入刀の予行演習ですわ。
まあ…(囁かれて頬染め)


ジゼル・サンドル
【つなぎ】で参加

ちらし寿司をケーキに見立てて盛り付けるのだな、美味しそう…
だけどちゃんと作れるかな、わたしあまり料理得意じゃないし…
(というか、めちゃくちゃ偉い立場の頼典先輩に料理なんてさせていいんだろうか?)

そうか?じゃあ頑張ってみる。
…ところでこのバラの形の飾りはどう作るんだ?
綺麗に巻くの難しいな…

えーと、清少納言?が仕えていたお妃様だったか…そんなに仲よかったのだな。

バラの花びら散らすとはさすがミルナ、うんと華やかになったな!彩りもよくて美味しそうだ。
ケ、ケーキ入刀か…じゃあわたし写真でも撮ろうか?
スマホ構えつつ。
(もしかしなくても二人の仲はぼた餅よりもケーキよりも甘いのかもしれない…)



 ほかほかごはんが炊き上がれば、オウガ達が様々なメニューへと調理し、提供してくれるのだけれど。
 ミルナ・シャイン(トロピカルラグーン・f34969)がオウガ達から貰ってきたごはんは、良い按配に出来上がった酢飯。
 振舞って貰うのも良いのだけれど、ミルナは、共にやって来た八秦・頼典(平安探偵陰陽師ライデン・f42896)とジゼル・サンドル(歌うサンドリヨン・f34967)にこう提案する。
「わたくしちらし寿司ケーキを作りたくて。皆で一緒に作りませんか?」
 けれど、ちらし寿司ケーキという言葉だけではイメージが湧かないかもしれないから。
 ふたりへと見せるのは、ちらし寿司ケーキのデザイン画。
 平安貴族である頼典にとっては特に、ケーキといっても馴染みはないだろうけれど。
 だが頼典は正一位という地位にあるほどの身、猟兵としてもアヤカシエンパイアに限らず活動しているから。
「ケーキ……ああ、まるで春の桜雲が空に漂うように舌の上で柔らかく溶けゆくクリームが美味しい、あの」
 ケーキというものがどういうものであるか、知っているし。
「ちらし寿司をケーキに見立てて盛り付けるのだな、美味しそう……」
 そう紡ぐジゼルの言葉や、ミルナが見せるデザイン画を見れば。
 それだけで、ちらし寿司ケーキというものがどういうものかを察し把握する。
「ちらし寿司を高盛りにしてケーキ状に作るのか……面白そうだね、一緒に作ろう」
 そしてそう返す頼典は勿論、ジゼルもちらし寿司ケーキ作りには賛成! なのだけれど。
 ふと楽しみな反面、その際に生じるのは、いくつかの心配事。
「だけどちゃんと作れるかな、わたしあまり料理得意じゃないし……」
 まず一つ目は、料理が得意ではないから、デザイン画のようにきれいに作ることができるか。
 でもそんなジゼルに、ミルナはこう言葉を返して。
「大丈夫、意外と簡単なんですのよ」
「そうか? じゃあ頑張ってみる」
 それを聞けば、ジゼルも改めてやってみようって思う。
 そして……もうひとつ、ちょっぴり心配に思っていることはというと。
 ちらりと視線を向けるのは、自分達と共に料理をする頼典の姿。
(「というか、めちゃくちゃ偉い立場の頼典先輩に料理なんてさせていいんだろうか?」)
 平安貴族であり、さらに最高位にまでのぼりつめているようなとてつもなく偉い身分の彼を、調理場に立たせても許されるのかと。
 そして頼典は、そんな時折感じるジゼルの不安がる視線を感じながらも……彼女の言いたい事は分かるのだけれど。
(「ボクは平安貴族であるけどひとりの人間。厳格な身分制度による労働の分離はあれど、ここはアヤカシエンパイアでないし」)
 何よりボクを咎める者など……とまで続けたものの、そっとこう呟きを落とす。
「……雷を落とす爺が居たか」
 だが爺以外、実際に身分の高い頼典に物申せる者というのは余りいないし。
 異世界の戦に馳せ参じた今、戦う力をつけるべく、栄養満点な食事を摂ることは必要不可欠であるし、何よりもふたりと楽しみたいから。
 ミルナに教えて貰いつつ、ジゼルと共に、ちらし寿司ケーキ作りを。
 ということで、美味しい酢飯は用意してもらったから。
 これから行なう作業は、飾り作りや盛り付け、となるが。
「……ところでこのバラの形の飾りはどう作るんだ?」
「サーモンのお刺身を巻けばバラの形になりますわ」
 ジゼルはミルナに教わった通りに、サーモンの刺身を花弁のようにくるりと巻いてみるも。
「綺麗に巻くの難しいな……」
 綺麗な薔薇に仕上げるのに、四苦八苦。
 そして頼典も、ミルナからサーモンの薔薇細工の手ほどきを受けながらも。
 美しいサーモンの薔薇を咲かせれば――雅で、繊細で、自然と調和した彩りで飾っていって。
 ミルナも、錦糸卵を作ったり、作業を手伝ったりしつつ。
 共に作業に勤しむ頼典へと、手元の薔薇のように笑みを綻ばせて。
「こうして一緒にお料理作ってると新婚さんみたいですわね……❤」
「一条天皇と定子様のような仲睦まじき事だろう」
「ああ、一条天皇の定子様溺愛ぶりは有名ですわよね」
 ふたりの会話に、首をふと傾けるジゼル。
「えーと、清少納言? が仕えていたお妃様だったか……そんなに仲よかったのだな」
 そう目の前で仲良く微笑み合うふたりを見ながらも。
 それから、淡い薄紅が華やかな桜でんぶや黄色の彩りが目を引く錦糸卵に。
 きゅうりやいくら、そして皆で作ったサーモンの薔薇をちらし寿司に飾ったなら――最後に、もう一手間。
「薔薇の花びらも散らしましょう! これはエディブルフラワーといって食べられるお花ですの」
「バラの花びら散らすとはさすがミルナ、うんと華やかになったな! 彩りもよくて美味しそうだ」
 ミルナが降らせた花の彩りに、ジゼルもわくわく心躍らせて――ちらし寿司ケーキの完成!
 見た目はばっちり美しい出来上がりになったから。
 今度は味を堪能するべく、ミルナはナイフを用意して。
「では切り分けましょうか、頼典様一緒にナイフ持っていただけます?」
 ふたりで華やかなで豪華なちらし寿司ケーキを切る姿は、まるでそう。
「ウェディングケーキ入刀の予行演習ですわ」
 そんなミルナの言葉に、ジゼルはぱちりと瞳を瞬かせながらも。
「ケ、ケーキ入刀か……じゃあわたし写真でも撮ろうか?」
 スマートフォンをすちゃりと構えつつ思う。
 ちらし寿司ケーキの切り分けをミルナとしながら……その日が待ち遠しいね、なんて耳元でそっと囁く頼典と。
 まあ……と、その囁きに頬染めるミルナの姿を見つつも――ぱしゃり。
(「もしかしなくても二人の仲はぼた餅よりもケーキよりも甘いのかもしれない……」)
 スイーツよりもずっと甘い、ふたりのちらし寿司ケーキ入刀に、シャッターを切るジゼルなのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

リリスフィア・スターライト
銀猫のオヴィリア(f25140)と一緒に
強気だけれど猫好きな人格のリリスで参加。

そういえば食事会も珍しいわね。
話に聞いていた通り、オウガ達の豪快さには驚かされるわ。
でも私達も負けてはいられないし、しっかりと食べさせてもらうわよ。
UCでモーラット達も呼んであげたいわ。
オヴィリアと一緒に元気で強い子になって欲しいわね。
でも食べた分はしっかり運動して消化してもらわないとかしら。
でも丸くなって姿もいいかもしれないわね。
(しっかりと銀猫を捕まえながら)
私は寿司をメインにかしらね。
肉系を食べてばかりのオヴィリアにもちゃんと食べさせてあげるわ。
モーラット達は何が好きなのかしら?とってあげるわ。

アドリブ歓迎


オヴィリア・リンフォース
ご主人のリリスフィア(f02074)と参加。
フードファイターとしても参加しない訳にはいかないのです。
UCでモーラット達も呼んで一緒に日頃の労を労うのです。
食べるだけで役に立てるなら正に役得なのです。
大所帯だけれど一向に食べ物が無くなる気配が無いのは流石なのです。
チャーハンやオムライスを沢山食べるのです。
ご主人が放してくれないから思うように動けないのです。
少し非難めいた鳴き声を上げるのです。
沢山食べたいけどまんまる猫にはなりたくないのです。
食べた分はきっちり運動して返すと心に誓うのです。
モーラット達は元から丸いからあまり気にしなくても
良さそうなのが少しうらやましいのです。

アドリブ歓迎



 まさに今、赴いたこのケルベロスディバイドは戦争の真っ只中。
 そして地球のピンチに馳せ参じてくれたオウガ達が今、大量に振る舞っているのだという。
 戦う為の身体作りに最適な栄養満点の美味しい食事を、デウスエクスと戦う意志ある者達へと。
 というわけで、そういうことであればと。
 リリスフィア・スターライト(プリズムジョーカー・f02074)も、銀猫のオヴィリア・リンフォース(銀色の魔女猫・f25140)と共に『お食事処けるべろす』へと赴いたわけなのだが。
 炊き立てごはんの良い香りが漂う中、リリスフィアは口にする。
「そういえば食事会も珍しいわね」
 ちなみに今の彼女は、強気だけれど猫好きな人格のリリスである。
 そして、オヴィリアはそんなご主人と一緒だから……にゃーんと。
 人懐こい甘えん坊な猫として振る舞っているわけであるが。
「話に聞いていた通り、オウガ達の豪快さには驚かされるわ」
 そう言いつつも、強気で豪快そのものなリリスは、鬼のように作られている料理を前にしても臆することなどなく。
「でも私達も負けてはいられないし、しっかりと食べさせてもらうわよ」
 そんなご主人の言葉を聞けば、オヴィリアも、にゃあ。
 ……フードファイターとしても参加しない訳にはいかないのです、と食べる気満々である。
 目の前の料理は確かに、鬼のような量ではあるのだけれど、でもどれもとても美味しそうだから。
 ユーベルコードを発動し、リリスとオヴィリアが喚ぶのは。
『もきゅー!』
『きゅぴ!』
(「オヴィリアと一緒に元気で強い子になって欲しいわね」)
(「モーラット達も呼んで一緒に日頃の労を労うのです」)
 そう、まんまるもふもふなモーラットたち!
 それからオヴィリアは、改めて美味しそうなお米料理を見遣っては、尻尾をゆらりら。
 ――食べるだけで役に立てるなら正に役得なのです、と。
(「チャーハンやオムライスを沢山食べるのです」)
 ……大所帯だけれど一向に食べ物が無くなる気配が無いのは流石なのです、なんて思いつつも。
 ご主人のリリスやモーラット達と、はむはむもぐもぐ。
 リリスも先程言ったように、振舞われるごはんをしっかりと口に運んでいきながら。
「でも食べた分はしっかり運動して消化してもらわないとかしら」
 そう紡ぎつつも、オヴィリアやモーラット達をちらり。
「でも丸くなる姿もいいかもしれないわね」
 もふもふが丸くなれば、可愛いに違いないから。
 だがふいに、うにゃあ、とオヴィリアが上げるのは、少し非難めいた鳴き声……?
 だって、強気だけれどでも猫好きなご主人が。
(「ご主人が放してくれないから思うように動けないのです」)
 ぎゅうっと、しっかり自分を捕まえているから。
 そして捕まったまま、オヴィリアはリリスの言葉を聞いて、改めて思う。
 ……沢山食べたいけどまんまる猫にはなりたくないのです、と。
 だから、その心に誓う――食べた分はきっちり運動して返すと。
 でもやはり、オウガ達が用意してくれるごはん料理は、どれも美味しそうだから。
「私は寿司をメインにかしらね」
 それから……肉系を食べてばかりのオヴィリアにもちゃんと食べさせてあげるわ、と。
 抱きしめている銀猫の分も、色々と取ってあげつつ。
「モーラット達は何が好きなのかしら?」 
『きゅ、きゅぴ!』
『もきゅ、もきゅー』
 ぴょこりと喜ぶように跳ねるモーラット達の分も、とってあげるリリス。
 そしてオヴィリアは、ご主人が差し出す肉以外のものも、もぐもぐと食べながらも。
 やはりまんまる猫にはなりたくはないのだけれど、美味しくごはんをいただきつつ、ふと一緒に食事を楽しむモーラット達を見遣る。
(「モーラット達は元から丸いからあまり気にしなくても良さそうなのが少しうらやましいのです」)
 でも自分はモーラットではなくて猫だから――食事の後の運動もきちんとしなければと、改めて思いながら。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

哀川・龍
【NJM】

米!食わずにはいられない!
産地異世界の鬼の米!レアすぎる!
紗矢ちゃんもいたら誘おう
紗矢ちゃんは好きな米料理なに?
おすすめのご飯のお供とかもあったら教えて!

ほっとくと完全栄養食しか食べないし
豊さんも捕まえてきたよ
いやトレーニングとかじゃ…好きな食べ物ないの?
え…哀しい人間…

よし超効率悪いご当地グルメ食べよう
それは…名古屋名物ひつまぶし!
まじですごくやばいめっちゃうまいやつ!
あー天むすもいいよな
名古屋グルメは全部超天才のやつ
でも…まぶす!

こうやって四つに分けて
いろんな食べ方するのがいいんだよな
そのままでうまい
薬味かけてうまい
出汁かけてうまい
ああもう最後のブロック!つらい…!
楽しくない!?


鷹神・豊
【NJM】

食トレか
食トレなのか
分からんでもないが
食トレではないのか…
特筆する程の好き嫌いはない…
いかに効率よく作りいかに効率的に食すか
俺にとって食事とはそれが全て…

ひつまぶしは一般教養として知っている
確かに効率が悪い…!
なぜ一つの飯を四段階に分けて食う
最初から薬味をかけ
最初から出汁をそそげば良かろう
名古屋飯なら天むすで充…
まぶすのか
綺月君もか?
ご飯は小盛りでお願いします…

豪語した哀川の食レポが下手すぎて激震

まずは香ばしい鰻とタレの旨みを味わい
其処に小葱と山葵と山椒で刺激を加え
三杯目は出汁茶漬けとして別物をいただく
そして最後に自分の好きなアレンジで
これが楽しいのだとちゃんと説明しろ!
うむ…美味い



 まさにその様子は、わくわくでそわそわで、るんるん。
「米! 食わずにはいられない!」
 だがそんな言葉を紡ぐ彼――哀川・龍(降り龍・f43986)は、ただの食いしん坊ではない。
「産地異世界の鬼の米! レアすぎる!」
 彼にとっては、米だからこその昂り具合であるのだ。
 何せ龍は武蔵坂学園卒業後、米農家兼社会福祉士として平和に暮らしていたのだから。
 そして、そんな龍がふと見かけて声をかけたのは。
「紗矢ちゃんは好きな米料理なに?」
「そうだな、オムライスとか好きだな」
 キュートなケチャップのスマイルが描かれた、キュートではない鬼サイズのオムライスをもぐもぐ食べている、ただの食いしん坊であった。
 そんな紗矢を誘いつつ、さらに聞いてみる龍。
「おすすめのご飯のお供とかもあったら教えて!」
「明太子は鉄板だが、個人的には塩辛や佃煮など好きだな」
「結構渋い好み! でもわかる!」
 そんな妙なテンションになりながらも。
「ほっとくと完全栄養食しか食べないし、豊さんも捕まえてきたよ」
 龍はそういえば一緒に来ていた彼――鷹神・豊(蒼天の鷹・f43985)へと目を向ければ。
「食トレか。食トレなのか」
 ……分からんでもないが、と。
 至極真面目に、現状への理解に努めようとしている模様。
 ある意味、鬼盛りのごはんを食べ切る修行、みたいな様相に見えなくはないし。
 彼の性分的にそういう方向に思考が向くのも、自然なことではあるのだが。
「いやトレーニングとかじゃ……」
「食トレではないのか……」
 トレーニングではないです。
 そしてそんな豊に、龍は訊いてみるのだけれど。
「好きな食べ物ないの?」
「特筆する程の好き嫌いはない……いかに効率よく作りいかに効率的に食すか。俺にとって食事とはそれが全て……」
 ですよね!
 そんな、そう言うだろうなと思った通りのこたえを返す豊であるが。
「え……哀しい人間……」
 めちゃ哀れみの目を龍が向ければ。
「恐らく、豊にとってはトレーニングが、わたしたちがごはんに滾るような気持ちになるものなのだろう」
 紗矢はそれらしく適当に言いつつも、しれっと牛丼をおかわりしながらも続ける。
「まぁ、これはトレーニングではないがな」
「やはり食トレではないのか……」
 トレーニングでは、やはりないです。
 ということで、食事とはいかに効率よく作りいかに効率的に食すか、という豊と一緒に。
「よし超効率悪いご当地グルメ食べよう」
 超効率悪いものをチョイスする龍。
 それは――名古屋名物ひつまぶし!
「まじですごくやばいめっちゃうまいやつ!」
 語彙力はお察しだが、確かに、まじですごくやばいめっちゃうまいごはんで。
 豊もひつまぶしのことは、一般教養として知っている。
「確かに効率が悪い……!」
 そして、ひつまぶしの食べ方の説明を見れば、改めてふるりと首を横に振る。
「なぜ一つの飯を四段階に分けて食う。最初から薬味をかけ、最初から出汁をそそげば良かろう」
 そんな台無しなことを言う豊に構わず、龍は紗矢とキャッキャ。
「あー天むすもいいよな。名古屋グルメは全部超天才のやつ」
「天むすか、わたしも好きだな」
 ひつまぶしに、天むす。
 どちらかといえばまだ、謎の工程があるひつまぶしよりは、完成形の天むすの方が、効率厨の豊にとっては許容できるのだけれど。
「名古屋飯なら天むすで充……」
「でも……まぶす!」
「ああ、まぶそう」
「まぶすのか。綺月君もか?」
 そんなふたりに流されて、豊も結局まぶすことになったのだが。
 紗矢が嬉々と受け取っている鬼盛りなそれを見て、こうお願いするのだった。
「ご飯は小盛りでお願いします……」
 というわけで、まぶします!
「こうやって四つに分けて、いろんな食べ方するのがいいんだよな」
 龍はそううきうきと、早速食レポを!
 ――そのままでうまい。
 ――薬味かけてうまい。
 ――出汁かけてうまい。
 ――ああもう最後のブロック! つらい……!
「楽しくない!?」
 そう告げる龍に、豊は激震する。
「…………」
 彼の食レポが、あまりにも下手すぎて。
 だがそれも仕方がない、何せ龍は絶望的に語彙力がないのだ。
 それに。
「確かに、楽しい」
 鬼盛りのひつまぶしを、作法通り四つにわけてもぐもぐ食べながらも頷く紗矢。
 なんか通じ合える人には、わかるらしいのだけれど。
 豊はおもむろに、すちゃっと箸を取れば。
「まずは香ばしい鰻とタレの旨みを味わい、其処に小葱と山葵と山椒で刺激を加え、三杯目は出汁茶漬けとして別物をいただく」
 超効率悪いご当地グルメの謎の工程を、ちゃっちゃとこなしていって。
「そして最後に自分の好きなアレンジで……これが楽しいのだとちゃんと説明しろ!」
 何気に一番、ひつまぶしのことを理解しているのだった。
 それから豊は、そんな効率の悪さに関して、理解はできても共感はできないものの。
 ちまっとひとくち食べてみれば、こう続けるのだった。
 ――うむ……美味い、と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

村崎・ゆかり
【アルビレオの導き】

お米で景気づけか。いいんじゃない。
お伊勢さんの外宮では、神饌の奉納祭祀が朝夕一千五百年絶えることなく続けられてきた。ここはそういう国よ。オウガの人達も分かってるわね。

手巻き寿司パーティー?
欲張って大きくしすぎないことが重要かな。シンプルにきゅうりを巻いてかっぱ巻きを作りましょ。
スピネル、これどう?
そっちはツナ巻ね。ありがたくいただくわ。うん、美味しい。

せっかくの機会だし、お酒もいただきましょう。
大吟醸をひとつ所望致す、なんてね。
一緒に飲める人はいるかな? やっぱりお酒は大勢で楽しまなきゃ。

パーティーに一区切りついたら、場を離れて塩むすびをもらう。
お腹にたまるものでないとね。


スピネル・クローバルド
【アルビレオの導き】

アドリブ歓迎

■心情
皆で楽しく、ごはんをお腹いっぱい頂けるなんて、まるで夢のようですね。
これからますます戦況は厳しくなっていく頃でしょうから
普段から沢山食べて、英気を養って行かないといけませんよね。
そして、仲間と一緒にごはんを食べて、もっと親睦も深めて行きましょう。

■行動
私は、手巻き寿司パーティーとか興味ありますね。
酢飯を海苔でクルクルと手巻きして……なかなか綺麗に形が整いませんね。
ゆかりさんは、どんな米料理をお召し上がりでしょうか?
私は、ツナマヨ巻を作ってみましたので、ゆかりさん味見してみませんか?

後は、皆さんと談笑したり、色んな米料理を頂き楽しみましょう。



 炊き立てごはんの美味しそうな香りに、景気よく食事を振舞うオウガ達。
 そして振舞われた料理を頬張る、猟兵の皆の姿。
 そんな活気あるお食事処の光景を見れば、スピネル・クローバルド(家族想いな女の子・f07667)は思う。
「皆で楽しく、ごはんをお腹いっぱい頂けるなんて、まるで夢のようですね」
 今、このケルベロスディバイドは戦争の真っ只中。
 オウガ達が急遽お食事処を作ったのも、デウスエクスと戦う意思をもつものに栄養満点な食事を提供するため。
 それにスピネルも分かっているから……これからますます戦況は厳しくなっていく頃でしょうから、と。
 だからこそ、改めて思うのだ。
「普段から沢山食べて、英気を養って行かないといけませんよね」
 食事の大切さと楽しさを。
 そして、こうも思うスピネル。
(「仲間と一緒にごはんを食べて、もっと親睦も深めて行きましょう」)
 そんなスピネルと共に、お食事処へとやって来た村崎・ゆかり(“|紫蘭《パープリッシュ・オーキッド》”/黒鴉遣い・f01658)も、ひとつこくりと頷いて。
「お米で景気づけか。いいんじゃない」
 今回、主に振舞われているのが米料理であること関して、大いに納得する。
「お伊勢さんの外宮では、神饌の奉納祭祀が朝夕一千五百年絶えることなく続けられてきた。ここはそういう国よ」
 ……オウガの人達も分かってるわね、って。
 というわけで、美味しいお米をふたりもいただこうと、この場へやって来たのであるが。
 お米の楽しみ方はそれこそ千差万別、様々な食べ方があるのだけれど。
「私は、手巻き寿司パーティーとか興味ありますね」
「手巻き寿司パーティー?」
 スピネルが気になっているのは、手巻き寿司パーティー。
 海苔でごはんと具材をくるっと巻いて食べるのは、美味しそうで楽しそう。
 だから早速巻き巻き、チャレンジしてみることにして。
 スピネルは、酢飯と具を海苔でクルクルと手巻きに――してみるものの。
「……なかなか綺麗に形が整いませんね」
 これがまた、意外とあんばいが難しい。
 そんなスピネルや周囲の皆の様子をゆかりは眺めた後、くるくる。
「欲張って大きくしすぎないことが重要かな」
 酢飯も具材もほどほどの量に調整して巻いてみて。
「ゆかりさんは、どんな米料理をお召し上がりでしょうか?」
「シンプルにきゅうりを巻いたかっぱ巻きね」
 くるりと巻き終わったかっぱ巻きをスピネルにも見せてみて。
「スピネル、これどう?」
「とてもお上手ですね。私は、ツナマヨ巻を作ってみましたので、ゆかりさん味見してみませんか?」
「そっちはツナ巻ね。ありがたくいただくわ」
 お裾分けして貰ったツナマヨ巻を受け取れば、はむり。
「うん、美味しい」
 ちょっぴり巻くのに四苦八苦したスピネルだけれど、作ったツナマヨ巻の味はとても美味しいです!
 それから手巻き寿司パーティーを、くるくるもぐもぐ、楽しみつつ。
「せっかくの機会だし、お酒もいただきましょう」
 ゆかりはオウガへとこう告げてみる――大吟醸をひとつ所望致す、なんてね、って。
 それから、賑やかで和やかな周囲を見回してみれば。
「一緒に飲める人はいるかな? やっぱりお酒は大勢で楽しまなきゃ」
 そう、近くにいる猟兵やオウガ達と、酒盛りです!
 スピネルも手巻き寿司を楽しみつつ、周囲の人達と談笑したり、オウガおすすめの色んな米料理をいただいたりして。
 楽しく美味しく、おなかも心も満たして、ばっちりと英気を養う。
 そして皆でわいわい食べて飲んだパーティーが一区切りつけば。
 ふと場を離れたゆかりがもらうのは、塩むすび。
「お腹にたまるものでないとね」
 やはりシンプルにエネルギーになるおにぎりも、お米料理の鉄板です。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

榎木・葵
【桜葵】
美味しい食事を楽しめるなんて
今が戦争中なのを忘れてしまいそうですね
ふふ、こうして一緒に作るのも楽しいです

手巻き寿司
もちろん頂戴します
(差し出された手巻きずしを器用にいただき)
さすが陽桜さん
どうして僕が好きな具材をご存じなんですか?
とても美味しいです(微笑んで
褒める…といいますか本心ですから

では僕からも
僕は変わり種よりもベーシックなものが好きですね
基本を踏襲するのは大事…
(と言いつつイカの塩辛に目が行き
(クリームチーズと合わせキュウリを添えて巻く
ですが少し冒険してみたくなりました
手巻き寿司に合いますでしょうか?
いかがですか?

こんな冒険してみたくなるのも
きっとあなたと一緒だから、でしょうね


榎木・陽桜
【桜葵】
ごはんも具材もいっぱいなのです!
こういう場所へのデートってなかなかなかったので新鮮なのです

どれにしようかな
せっかくですし手巻き寿司がいいでしょうか

マグロやサーモンのお刺身包むのも好きですけど
アボカドと海鮮混ぜて包んだりも美味しそうなのです♪
葵さん、あたしが包んだの味見してみます?
(あーんは流石に無理があるかな、と思いつつ差し出し)

うふふ、葵さんてば褒め上手!
お口にあってよかったのですよ

基本はもちろんですけど
こういう冒険も、あたしは大好きなのです!
(瞳輝かせ、差し出された手巻き寿司をぱくり)

美味しい♪
あたしこれ好きですー(満面の笑み)

あたしの方こそ、です
一緒にもっと冒険楽しみましょうね♪



 オウガ達がその胆力をもって、どんどん炊いては調理していくもの。
 それは、つやつやふっくら炊き立てごはん!
 勿論そんなごはんにぴったりなものだって、沢山用意してあるから。
「ごはんも具材もいっぱいなのです!」
 榎木・陽桜(ねがいうた・f44147)はくるりと、お食事処をわくわくと見回した後。
 隣に並ぶ榎木・葵(影狩人・f44015)へと目を向ければ、嬉しそうに笑んで紡ぐ。
「こういう場所へのデートってなかなかなかったので新鮮なのです」
「美味しい食事を楽しめるなんて、今が戦争中なのを忘れてしまいそうですね」
 今は、ケルベロスディバイドの命運をかけた戦争の只中なのだけれど。
 でも葵の言うように、今が戦争中だと忘れるほどに美味なごはんを楽しんで、英気を養って戦いに備えることだって大事だし。
 彼女とこうやってデートができることは、とても幸せだから。
 それから陽桜は、どうやってオウガ達が振舞ってくれるごはんを楽しむか、思案して。 
「どれにしようかな。せっかくですし手巻き寿司がいいでしょうか」
 ふと目についたのは、自分達で好きに巻いて作るのも楽しそうで美味しそうな手巻き寿司。
 ひとことに手巻き寿司といっても、巻く具材もかなり多彩で。
「マグロやサーモンのお刺身包むのも好きですけど、アボカドと海鮮混ぜて包んだりも美味しそうなのです♪」
 うきうきくるくる、ふたりで仲良く、好きな具材や気になった具材を巻き巻き。
 そして勿論、作って巻くだけではなくて。
「ふふ、こうして一緒に作るのも楽しいです」
「葵さん、あたしが包んだの味見してみます?」
 あーんは流石に無理があるかな、と思いつつも。
 お手製の手巻き寿司を差し出せば。
「手巻き寿司、もちろん頂戴します」
 陽桜の手巻き寿司を葵ははむり、器用にいただいて。
 こくりとひとつ頷いてみせつつ、彼女へと告げる。
「さすが陽桜さん。どうして僕が好きな具材をご存じなんですか?」
 にこりと微笑んで……とても美味しいです、って。
 そんな言葉に、陽桜は思わず笑み咲かせて。
「うふふ、葵さんてば褒め上手!」
「褒める……といいますか本心ですから」
 そう優しく笑み向ける彼に、瞳を細めて返す……お口にあってよかったのですよ、って。
 そして今度は――では僕からも、と。
 葵が彼女に振舞う番。
「僕は変わり種よりもベーシックなものが好きですね」
 基本を踏襲するのは大事……なんて、続けるものの。
 ふと目が行くのは、イカの塩辛。
 さらに、クリームチーズと合わせてキュウリを添えて、くるり。
「ですが少し冒険してみたくなりました」
 ……手巻き寿司に合いますでしょうか? と。
 陽桜へと、お返しの手巻き寿司を差し出せば。
「基本はもちろんですけど。こういう冒険も、あたしは大好きなのです!」
 瞳輝かせ、葵の手巻き寿司を嬉々と、ぱくり!
「いかがですか?」
「美味しい♪ あたしこれ好きですー」
 そんな陽桜の満面の笑みを見れば、ホッと再び微笑んで。
 葵はこう、もぐもぐ美味しそうに食べている陽桜へと告げれば。
「こんな冒険してみたくなるのも、きっとあなたと一緒だから、でしょうね」
「あたしの方こそ、です」
 陽桜もこくりと頷いて返して、改めて紡ぐ。
 ふたりで美味しく楽しく微笑み合いながら……一緒にもっと冒険楽しみましょうね♪ って。 

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

栗花落・澪
【天使組】
筧さん、ご一緒しましょ

甘味好きとしてはおはぎとかは食べたいけど
慧華ちゃんが色々食べたがるだろうから
そっちもちょっとずつ味見させてもらおうかなって

筧さんも一緒に食べようよ
勿論甘いものはここにいる全員大好きだから
メインディッシュとしてね

お酒は…もう飲める年齢ではあるけど
まだ一度も練習してないから
今日のところは紅茶をいただきます
慧華ちゃんはオレンジジュースだったよね

甘味は勿論味わいながらゆっくり食べます
そういえばおはぎとかってあんまり食べる機会無かったかも
美味しいよね

慧華ちゃんの大食いはもう見慣れちゃったから
基本的に微笑ましく見守っておきます
あ、筧さんも食べれそうなら気にせず食べてね?


朱雀・慧華
【天使組】
清史郎さんこんにちは!
私とは…初めてだったよね?
朱雀慧華っていいます
気軽に慧華って呼んでね♪

とりあえず甘味は最後に皆で食べるとしてー…
まずはドリアとオムライスと海鮮丼と
ライスバーガーも頼んじゃおうかな?
あ、あとお稲荷さんも頼んでおいたら澪達もつまみやすい?(大食い
えへへ、お米料理ばっかりって初めてでなんか楽しい

大量の食事をぺろりと平らげて
甘いものは三人で一緒に食べる
おはぎとかって和菓子の一種になるのかな?
たまにはこういう甘味もいいよねぇ

そして満足したところでさらにご飯ものの追加注文!
え?まだまだ食べれるよ?
味見したいのあったら言ってね
私が頼むし、残ったら全部食べてあげるから!



 ほかほかふっくら、美味しいごはんが炊き上がった香りが広がるお食事処で。
 うきうきと歩いているその姿を見つけた栗花落・澪(泡沫の花・f03165)は、彼にも声を掛ける。
「筧さん、ご一緒しましょ」
「ああ、澪。喜んで」
「清史郎さんこんにちは! 私とは……初めてだったよね?」
 そして澪と一緒にこの場にやって来た朱雀・慧華(純真天使・f17361)も、清史郎に初めましての挨拶を。
「朱雀慧華っていいます。気軽に慧華って呼んでね♪」
「よろしく、慧華。俺は筧・清史郎だ」
 そう自己紹介も互いに終われば、いざごはん!
 澪はそんなには沢山の量は食べられないけれど、でも、甘味好きとしてはおはぎとかは食べたくて。
 けれど、嬉しそうに瞳を輝かせている隣の彼女を見つつも思う。
(「慧華ちゃんが色々食べたがるだろうから、そっちもちょっとずつ味見させてもらおうかな」)
 そう、何せ慧華は。
「とりあえず甘味は最後に皆で食べるとしてー……まずはドリアとオムライスと海鮮丼とライスバーガーも頼んじゃおうかな? あ、あとお稲荷さんも頼んでおいたら澪達もつまみやすい?」
 実は、大食いなのである。
 そしてオウガの鬼盛り料理にも、にこにこるんるん。
「えへへ、お米料理ばっかりって初めてでなんか楽しい」
 そんな、知っていたけれど、やはりすごい量をお願いした慧華から、澪は清史郎に視線を移して。
「筧さんも一緒に食べようよ。勿論甘いものはここにいる全員大好きだから、メインディッシュとしてね」
「ふふ、そうだな。甘い物はじっくりといただきたい」
 それから澪は、飲み物の調達を。
「お酒は……もう飲める年齢ではあるけど、まだ一度も練習してないから。今日のところは紅茶をいただきます。慧華ちゃんはオレンジジュースだったよね。筧さんは?」
「俺は酒も好きだから、またの機会に飲もう。俺は茶をいただこうか」
 そして、大量に頼んだ鬼盛り米料理を、うきうきと平らげていく慧華であるが。
 だが大食いなのは実は、彼女だけではなかった。
「ふむ、このどりあという料理は美味だな。オムライスに海鮮丼、らいすばーがーも美味しい。稲荷寿司もいただいていいだろうか?」
 とんでもない甘味好きなのは勿論、箱だからか、実は清史郎もかなりの健啖家である。
 というわけで、何気におかわりもしつつ、慧華と清史郎で大量の食事をぺろりと平らげてから。
「おはぎとかって和菓子の一種になるのかな? たまにはこういう甘味もいいよねぇ」
「餅米は使われているが、和菓子の一種ではないだろうか。ふふ、甘い物はやはり良いな」
「そういえばおはぎとかってあんまり食べる機会無かったかも。美味しいよね」
 甘いものは三人で一緒にほっこり、味わいながらゆっくりと食べる。
 そして美味しい甘味を食べ終わったら、ご馳走様――なわけはなく。
 慧華は満足したところで、さらにご飯ものの追加注文!
「え? まだまだ食べれるよ? 味見したいのあったら言ってね。私が頼むし、残ったら全部食べてあげるから!」
 そんな彼女の大食いを、澪は基本的に微笑ましく見守っておくことに。
 もう、見慣れちゃっているから。
 それから、やはりまだ全然余裕といったように涼しい顔をしている清史郎へと目を向けて。
「あ、筧さんも食べれそうなら気にせず食べてね?」
 ではいただこう、とにこにこ、慧華と一緒に食べ始める清史郎。
 そして、そんなふたりによって鬼盛りお米メニューがもぐもぐと平らげられていく様子を、やはり見守る姿勢の澪であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

吾桑・星司
●ろた君(f44102)と
学生時代からの後輩で弟分な超仲良し

米好きの心が躍る素敵なお食事処っすね!!
炊き立てご飯のいい香り
これだけでご飯10杯は食べられそうっす

ろた君は何から頂きます?
俺は丼ものをかき込みたい気分ですが
流石にタレかつ丼(新潟B級グルメ)は無い…
え、作れる?マジっすか!
わーい、と受け取り
このジューシーサクサクなカツと甘辛いタレが堪らないんす
ソースかつ丼も美味しそうですねぇ
次の機会に是非!

米と言えばお酒もね
純米大吟醸をお猪口で乾杯
はー、堪らんすねぇ

美味しいご飯とお酒を沢山頂いて満腹満足
これでバリバリ戦えそうっす!

そして〆は
お茶漬け、良いですねー
おにぎりも美味しそう
〆のご飯は別腹っす


小白鳥・一狼太
星兄ィ(f44101)と参加
学生時代から超仲良しの兄貴分

星兄ィってばテンション上がっちゃってんねぇ
まあ俺も米は好きだし、気持ちはわからんでもなし!

何から食おうかなぁ
種類多いとマジで悩むよね
タレカツ丼、俺初めて聞いた
せっかくだし、俺もそれ食べる!
群馬はソースカツ丼が定番だけど、近い感じなのかなー
あ、でもタレが違う感じ…
これはこれでむっちゃ美味い!
ソースカツ丼、今度一緒に食べに行こうぜ、星兄ィ

ご飯を食べつつ、米酒をお猪口で乾杯
純米大吟醸、うんまいねぇ…
美味しい米と酒、ほんとたまんないね!サイコー!
日本人たるもの、やはり米は正義なり!

〆はどうしよっかー
さらっと行きたい気もするし、お茶漬けとかどうよ?



 そこかしこに湯気があがり、次々と炊き上がるのは、ふっくらつやつや美味しいごはん。
 そんな、オウガ達が急いで作り上げたこの場所に足を踏み入れれば。
「米好きの心が躍る素敵なお食事処っすね!!」
 吾桑・星司(こめっこ・f44101)はうきうきわくわく、声を上げずにはいられない。
「炊き立てご飯のいい香り。これだけでご飯10杯は食べられそうっす」
 何せ彼は、白米が大好きなのだから!
 そして、そんなソウルブラザーの嬉々とした姿を見れば、小白鳥・一狼太(上州からっ風・f44102)は向ける瞳を細める。
「星兄ィってばテンション上がっちゃってんねぇ」
 いや、なんてったって、学生時代から超仲良しなスーパー兄弟。
 そんな兄貴分の星司が白米が大好きだということは知っているし。
「まあ俺も米は好きだし、気持ちはわからんでもなし!」
 一狼太だって、米は好きだから。
 ふたりで勿論これから、たくさんごはんをいただくつもり。
 ということで、星司はわくわくと視線を巡らせながらも、一狼太へと訊ねてみれば。
「ろた君は何から頂きます?」
「何から食おうかなぁ、種類多いとマジで悩むよね」
「俺は丼ものをかき込みたい気分ですが、流石にタレかつ丼は無い……え、作れる? マジっすか!」
 タレかつ丼、それは星司が愛する新潟のB級郷土グルメ。
 そんな地域のグルメも網羅しているオウガに、早速うきうき、星司はタレかつ丼を作ってもらえば。
 わーい、と受け取り――はむり。
「このジューシーサクサクなカツと甘辛いタレが堪らないんす」
 そんな幸せ全開な星司の姿を目の前で見れば、一狼太もやはり。
「タレカツ丼、俺初めて聞いた。せっかくだし、俺もそれ食べる!」
 オウガ達へとお願いするのは、兄貴分が美味しそうに頬張っている、同じタレカツ丼!
「群馬はソースカツ丼が定番だけど、近い感じなのかなー」
 そしてそう紡ぎつつも待っていれば、出来上がったタレカツ丼を受け取って。
 ひとくちぱくり、口へと運べば、こくりとひとつ頷く。
「あ、でもタレが違う感じ……これはこれでむっちゃ美味い!」
 そして星司もタレカツ丼を目一杯堪能しながら、一狼太の言う群馬のB級郷土グルメへと興味を示して。
「ソースかつ丼も美味しそうですねぇ」
「ソースカツ丼、今度一緒に食べに行こうぜ、星兄ィ」
「次の機会に是非!」
 弟分と、嬉しくて楽しくて美味しい約束を。
 そんな丼ものも、確かにごはんの醍醐味ではあるのだけれど。
 星司が貰って来たのは、米は米でも。
「米と言えばお酒もね」
 お猪口に注ぐのそう、純米大吟醸!
 ふたりで乾杯して、ぐいっといけば、ほわり。
「はー、堪らんすねぇ」
「純米大吟醸、うんまいねぇ……」
 そしてしみじみそう紡いだ後、一狼太はご機嫌に声を上げる。
「美味しい米と酒、ほんとたまんないね! サイコー!」
 ――日本人たるもの、やはり米は正義なり! って。
 星司も、美味しいご飯とお酒を沢山いただけば、満腹満足!
「これでバリバリ戦えそうっす!」
 けれど、まだまだふたりのお米もぐもぐタイムは終わらない。
「〆はどうしよっかー」
 そう、〆のごはんもばっちりいただきます!
「さらっと行きたい気もするし、お茶漬けとかどうよ?」
「お茶漬け、良いですねー。おにぎりも美味しそう」
 星司は、一狼太と一緒に楽しむ〆ごはんをあれこれ考えつつ、またわくわく。
 ごはんに良く合うタレカツ丼も、米の酒も、美味で沢山いただいたのだけれど。
 それはそれとして――〆のご飯は別腹っす、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

青和・イチ
おお…これが鬼のごはん…
量すごいって聞いたけど、出来るだけ沢山、食べたいな
このごはんで、目指せオウガパワー
(足元のくろ丸も、わふ!と笑顔

まずは…牛丼、ドリア、オムライス、手毬寿司、赤飯におはぎ…
どれも、見た目も香りも(ぎゅうぅぅ(腹の音)…美味しそう…
あ、そうだ、餅とかあるかな…(好物
お雑煮や、搗きたてに醤油、きな粉とか最高で…

(足元からキラッキラオーラが
ん、くろ丸は…ミルクリゾット?
他にも、食べられそうなの貰お
すいません寿司職人さん、うちわ借りていいですか
犬舌には、これで冷まそう

では、頂きます
!うお、美味し…えっ、何これ味付けも最高
米の薫り芳醇…幸せ…
どうしよう、戦争中に天国に来てしまった…



 一見、表情の変化がなく、のんびりとした様子であるが。
「おお……これが鬼のごはん……量すごいって聞いたけど、出来るだけ沢山、食べたいな」
 青和・イチ(藍色夜灯・f05526)は瞳をキラキラ、ぐっと気合十分。
 ――このごはんで、目指せオウガパワー。
 そう変化のない表情でこくりと大きく頷けば。
 わふ! と足元のくろ丸もやる気満々、尻尾をふりふり。主人のかわりに笑顔でわふわふ!
 ということで、早速何を頼もうかと、ごはん料理のラインナップを確認すれば。
「まずは……牛丼、ドリア、オムライス、手毬寿司、赤飯におはぎ……どれも、見た目も香りも……美味しそう……」
 ――ぎゅうぅぅ。
 お腹の虫も、大きく鳴って腹ペコを主張!
 そんなお米メニューの数々も、確かにものすごく美味しそうなのだけれど。
「あ、そうだ、餅とかあるかな……」
 大好きな餅をきょろり探していれば、餅も米できているから発見!
 お雑煮に、搗きたての餅に醤油、そしてきな粉と食べれば――最高で……とほわり。
 表情は変わらないまま、美味しい幸せをほわほわ味わっていれば。
 わふっと、足元から放たれるのは、キラッキラオーラ。
「ん、くろ丸は……ミルクリゾット?」
 次は、てしてしと堪らず肉球でアピールしてくるくろ丸ご所望の、ミルクリゾットを。
 イチも好物の餅はぺろりともう食べちゃったから……他にも、食べられそうなの貰お、と。
「すいません寿司職人さん、うちわ借りていいですか」
 パタパタ扇いで冷ましつつ、犬舌対策もばっちり。
 というわけで――では、頂きます! と。
 そっと口に運んでみれば、瞳をぱちくり。
「! うお、美味し……えっ、何これ味付けも最高。米の薫り芳醇……幸せ……」
 くろ丸と一緒にはむり、ほわほわ――どうしよう、戦争中に天国に来てしまった……なんて。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ラグナ・ハンマーヘッド
オウガからも確か、まだケルベロスは出てないんだよね
でも、やれることはやりたいってわけか…(義理の)父さん達と考えることは一緒だ

じゃ、新人の私もケルベロスの先輩方のご相伴に預かりますか
いきなり戦場に突っ込むより、腹拵えしといた方がいいだろうしね

頼むなら、海鮮丼一択だね
マグロは確定として…他に乗っけるネタはお任せにしようかな
てんこ盛りご飯にどんどん乗せちゃって
ああ、あと海苔汁も。よろしく
…分量すごいって?
問題ないない。むしろ助かる
サメってエネルギー、結構食うんだよね

淡々と箸を動かして
大盛り海鮮丼を海苔汁と合わせて綺麗に平らげてくよ

締めにお茶を啜って
ご馳走様…にはまだ早いかな
寿司も追加注文できる?



 次から次へとごはんを炊いて、豪快に料理していく。
 そんなお食事処を急遽作って料理に勤しむオウガの姿を見つめながら。
(「オウガからも確か、まだケルベロスは出てないんだよね」)
 でも、やれることはやりたいってわけか……とそう呟きつつも。
 脳裏に浮かぶのは、義理の父のこと――父さん達と考えることは一緒だ、と。
 それはそれとして、オウガ達が美味しくて栄養満点なごはんを振舞ってくれるということだから。
「じゃ、新人の私もケルベロスの先輩方のご相伴に預かりますか」
 腹が減っては戦はできぬ、という言葉もあるように。
(「いきなり戦場に突っ込むより、腹拵えしといた方がいいだろうしね」)
 戦争真っ只中の今、おなかを満たしておくに越したことはないから。
 というわけで、ごはんをいただくべく、オウガ達に早速声を掛けるラグナ。
 作って貰える米料理は数え切れないくらいなのだけれど、でも彼女は迷わない。
「頼むなら、海鮮丼一択だね」
 作って貰うのはそう、海鮮丼!
「マグロは確定として……他に乗っけるネタはお任せにしようかな」
 ……てんこ盛りご飯にどんどん乗せちゃって、と。
 その要望通り、超大きなどんぶりに、炊き立てごはんが鬼盛りよそわれていく中。
「ああ、あと海苔汁も。よろしく」
 追加で頼んで、そわりと待っていれば。
 目の前に運ばれてきた海鮮丼は。
「……分量すごいって?」
 大盛りごはんに、マグロ、サーモン、いくら、エビ、ウニ等々の具材も盛り盛り――これでもかと、鬼盛りです!
 でもラグナはすちゃり、箸を嬉々と手にして。
「問題ないない。むしろ助かる」
 ……サメってエネルギー、結構食うんだよね、って。
 淡々と箸を動かしては、はむはむもぐもぐ!
 大盛り鬼盛り海鮮丼を、海苔汁と合わせて、綺麗に平らげていく。
 そして残さず食べ終われば、締めにお茶を啜って、ほっこり。
 というわけで。
「ご馳走様……にはまだ早いかな」
 まだまだちょっと、おなかいっぱいとは言えないから。
 ラグナは再び、オウガ達へと注文を――寿司も追加注文できる? って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

弓落・高寿
炊き立ての飯はいいな。故郷の飯も好きだがやはり別世界のものは格別故に。
そして飯を頂くことが戦のためなら我は【リミッター解除】で挑む…決して食べ放題万歳などとは思っていない!

米料理にも色々あるが…我の希望は握り飯!外側は何もつけず一見白米のように見えるが、中には様々な具材が入っているもの。それをたくさん。
と、一人で食べててもいいんだが…なんだ、こんな機会だし、たまには|下僕《お供妖精》も労ってやるかな。ひいふう…160近く?お前らいつの間にかそんなに増えたんだ…怖…
じゃあ、手を合わせて「いただきます」



 ふわりと漂ってくるのは、つやつやふっくり炊き上がったごはんの香り。
 オウガ達の手によって、次から次に炊かれるごはんを眺めながら。
「炊き立ての飯はいいな」
 ……故郷の飯も好きだがやはり別世界のものは格別故に、と。
 うきうきお食事処へとやって来たのは、弓落・高寿(平安京異邦人・f44072)。
 いや、オウガ達が今回、デウスエクスと戦う意志ある者に食事を振舞ってくれるという話なのだけれど。
 ――決して食べ放題万歳などとは思っていない!
 高寿は、リミッター解除して挑むつもり。
 そう、飯を頂くことが戦のためだというのなら……!
 ということで、食べ放題万歳……いえ、心していただきます!
 そしてひとことに米料理といえど、そのバリエーションは数え切れないほど。
 洋風に和風、中華から多国籍、その他諸々……いくらでも、ごはんの食べ方はあるのだけれど。
 高寿が所望するのは、そう!
「米料理にも色々あるが……我の希望は握り飯!」
 外側は何もつけず一見白米のように見えるが、でも、中には様々な具材が入っているもの。
 それをたくさん握って貰えばいざ、いただきます!
  ――のその前に。
「と、一人で食べててもいいんだが……なんだ、こんな機会だし、たまには下僕お供妖精も労ってやるかな」
 食べ放題万歳なのだから、沢山いる下僕お供妖精も一緒にと。
 高寿がユーベルコードを発動すれば――姫さまのために! と。
 わらわらと現れたのは、|貴族《プリンセス》のお供妖精たち。
 いや、自分で喚んだのであるが……高寿は思わず、瞳をぱちりと瞬かせてしまう。
「ひいふう……160近く?」
 めっちゃいっぱい周囲を飛び回る、お供妖精たちを見遣って――お前らいつの間にかそんなに増えたんだ……怖……、って。
 けれどまぁ、ごはん自体は鬼盛りで炊かれ続けるようだし。
 高寿は、じゃあ、と手を合わせて――やたら沢山いる妖精たちと一緒にいざ、「いただきます」!

大成功 🔵​🔵​🔵​

鈴鹿・小春
右京センパイ(f35357)と!

なんかこう、すごい迫力を料理から感じる…!
お米の料理はやっぱり体作りの基本だよねー。
オウガの人たちの強さもこちら由来だったりして。
その力にあやかりたいなーと思いつつ、沢山頂きましょー!

僕が挑むのはカレー。
いろんな辛さのルーを食べ比べつつ全体で食べれる量増やしてみる感じで。
カレーって色々材料組み合わせあるからオウガ秘伝のルーとかあるかもだし、味わって隠し味とか予想してみたり。
あんまり辛すぎるのは厳しいけど普通の辛口ぐらいなら…!
右京センパイも家のカレーで隠し味にしてるのとかあったりします?
…本格的にスパイスから準備してても不思議じゃないかも?

※アドリブ絡み等お任せ



 お食事処に足を踏み入れた瞬間、ふわりと香ってくる炊き立てごはんの匂い。
 今回は、地球のピンチに馳せ参じてくれているオウガが、戦う為の身体作りに最適な、栄養満点の美味しい食事を振る舞ってくれるというので。
 鈴鹿・小春(万彩の剣・f36941)は、先輩である右京と共に訪れたのであるが。
 次々と炊き上がっては、どんどん調理される大量の米を見遣れば、思わず瞳を見開いてしまう。
「なんかこう、すごい迫力を料理から感じる……!」
 けれど、うんうんと納得するように頷いて小春は続ける。
「お米の料理はやっぱり体作りの基本だよねー。オウガの人たちの強さもこちら由来だったりして」
「そうかもな、栄養価も高いし、何より米は美味いしな!」
 そううきうきしている先輩と共に、目移りするほど沢山用意された米料理を見回しながら。
 その力にあやかりたいなーと思いつつ、小春は右京と共に気合も十分。
「沢山頂きましょー!」
「だな!」
 早速盛り盛り、いただきます!
 というわけで、ふたりが挑むのはそう――ごはん料理の王道、カレーライス!
「いろんな辛さのルーを食べ比べたいですし、少しずつ辛くしていきます?」
「え、そうだな……あ、でも、少しずつな! いきなり鬼辛は無理だぞ」
 何だか昔のトラウマなのか、妙に警戒する先輩を後目に、ルーを色々変えつつも全体で食べれる量増やしてみる感じで食べ進めることにして。
「カレーって色々材料組み合わせあるからオウガ秘伝のルーとかあるかも」
「ん、これは、少し香りがするしコクも旨味もあるから、ワインが入ってるかも?」
「こっちは辛めのルーだけどまろやかさもあるから、ヨーグルトかも」
 味わって隠し味とかをふたりで予想してみたりとかしていれば。
「んじゃ、次のルーは……って、なんかめちゃ赤くね!?」
「あんまり辛すぎるのは厳しいけど普通の辛口ぐらいなら……!」
 明らかに見た目から鬼辛なルーは、今はまだ、やめておきます……!
 それから、ちょっぴり辛い程度の辛口を、今度は美味しくいただきながらも。
「右京センパイも家のカレーで隠し味にしてるのとかあったりします?」
 勿論だぞ! とドヤ顔で返す、料理は得意な先輩を見つつ、小春は思うのだった。
 ……本格的にスパイスから準備してても不思議じゃないかも? なんて。

大成功 🔵​🔵​🔵​

雨河・知香
ティモール(f08034)とソニア(f40904)と

オウガはやっぱり豪快だねえ。
折角身体づくりのために用意してくれた料理だ。たっぷり食べて十二剣神との激しい戦いに備えないとね!

アタシは寿司を中心に頂こうか。
サビはあり、程々なのがいいねぇ。
特に好き嫌いはない…個人的には鉄火巻とか気楽にいけるから特に好きではあるけど。
え、サーモン?
好きだけど…なーんか木彫りのアレとか想像してないかい?
そう言うソニアは何が好きなんだっけ。
ティモールも好きなのは…なんだろう?
果物は桃が好きだったと思うけど寿司ネタだと…イクラとか?
好みは人それぞれ、そんな話をしつつたらふく食べて戦いに備えようか。

※アドリブ絡み等お任せ


ソニア・コーンフィールド
ティモちゃん(f08034)と知香ちゃん(f40900)と!

すっごい量作ってるねー。これ全部腕によりかけた料理なんだからたっぷり味わいたい気分!
…まあ限界とか色々あるけど堪能できる分はしっかり味わいたいね!

わたしも寿司を楽しもうかな!
なんだかネタもとっても新鮮…色んなとこから輸送されてきたのかな。
これだけ気合の入った料理、気合い入れて迎え討たなきゃ…!
好き嫌いなく色々と広くちょっとずつ味わう感じで。
知香ちゃんも似た感じだけど、やっぱサーモン好きなのかな?
…ごめーん!(北海道とかのお土産連想)
わたしが特に好きなのははまち!美味しいよねー。
そいえばティモちゃんは好きなのある?

※アドリブ絡み等お任せ



 話には、確かに聞いていたのだけれど。
 鍛錬を愛し鍛錬に長け、そしてその鍛錬の成果を遺憾なく発揮するように。
 次々と巨大な釜で、つやつやふっくら美味しいごはんを炊いていくオウガ達。
 そして、じゃんじゃんそれを料理していく姿を見れば。
「オウガはやっぱり豪快だねえ」
「すっごい量作ってるねー。これ全部腕によりかけた料理なんだからたっぷり味わいたい気分!」
「わぁ、美味しそう! いっぱい食べよー!」
 雨河・知香(白熊ウィッチドクター・f40900)の言葉に頷きつつ、ソニア・コーンフィールド(西へ東へ・f40904)とティモールは食べる気満々。
 勿論知香も、地球のピンチに駆けつけてくれたという彼らの厚意を有難く思いながら。
「折角身体づくりのために用意してくれた料理だ。たっぷり食べて十二剣神との激しい戦いに備えないとね!」
 戦う為の身体作りに最適な、栄養満点の美味しい食事を、存分にいただくつもり。
 いや、その調理する勢いもすごいのだけれど……量もまさに、鬼盛り!
 ソニアはこんもりよそわれていくごはんを見遣りつつ、改めて紡ぐ。
「……まあ限界とか色々あるけど堪能できる分はしっかり味わいたいね!」
 というわけで、3人が今回選んだお米の楽しみ方は。
「アタシは寿司を中心に頂こうか」
「わたしも寿司を楽しもうかな!」
「ボクもお寿司だいすき!」
 そう――寿司です!
 ソニアはわくわく寿司が出来上がるのを待ちながらも、くるりと視線を巡らせて。
「なんだかネタもとっても新鮮……色んなとこから輸送されてきたのかな」
 見るからに美味しそうなネタにも、わくわくそわり。
 そしてオウガの一切手抜きしない職人技を見れば。
「これだけ気合の入った料理、気合い入れて迎え討たなきゃ……!」
 それから、好き嫌いなく色々と広く、ちょっとずつ味わう感じでいただいていく。
「サビはあり、程々なのがいいねぇ」
 知香はそうお願いしつつも、オウガな大将のおすすめをお願いしてみるのは。
「特に好き嫌いはない……個人的には鉄火巻とか気楽にいけるから特に好きではあるけど」
 ソニアと同じように好き嫌いもないし、特に好きな鉄火巻きも、他のネタも美味しくいただいていれば。
 ふと、そんな知香を、ちらりと見つつもソニアは口にする。
「知香ちゃんも似た感じだけど、やっぱサーモン好きなのかな?」
 サーモンは確かに美味しいし、大人気のネタだし、知香だって好きではあるのだけれど。
「え、サーモン?」
 急にそう振られれば、一瞬きょとりとした後。
 何故サーモンなのか、悟ってしまう。
「好きだけど……なーんか木彫りのアレとか想像してないかい?」
「あっ、木彫りのアレ……」
 そんなソニアの視線と知香の言葉で、ティモールもハッとすれば。
「……ごめーん!」
「ご、ごめんねー!」
 咄嗟に謝る、ソニアとティモール。
 そう、思わず連想しちゃったから――北海道とかのお土産を。
 そんなふたりに知香は改めて目を向けて。
「そう言うソニアは何が好きなんだっけ」
「わたしが特に好きなのははまち! 美味しいよねー。そいえばティモちゃんは好きなのある?」
「ティモールも好きなのは……なんだろう?」
 知香は、何が好きだと思う? なんて言うティモールを見つめつつ、以前のことを思い返しながら。
「果物は桃が好きだったと思うけど寿司ネタだと……イクラとか?」
「大正解! イクラ大好きだよ! あとはね、タイでしょ、ウニでしょ、それに……ハンバーグ!」
「ティモちゃん、ハンバーグもお寿司のネタなの?」
「たしかに、ハンバーグの寿司も見かけるねぇ」
 そう……好みは人それぞれ、ネタも定番から変わり種までいっぱい!
 知香はふたりとそんな話をしつつも、鉄火巻にはまちにイクラ、それにハンバーグも。
 まだまだ追加で握って貰うことにする――たらふく食べて戦いに備えようか、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2025年05月20日


挿絵イラスト