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獣人世界大戦⑫〜Los! Los!

#獣人戦線 #獣人世界大戦 #第二戦線 #ゾルダートグラード #幼女総統『ギガンティック』

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「くらえ、幼女キーック!!!!」
 巨大な足がまた1つの何かを蹴飛ばし、地形を壊す。その足にしてみればもはや何を蹴ったかもわからない蚊蜻蛉のようなもの。
「さあ|機械兵士《ゾルダート》の諸君、吾輩に続け!
 ウラル山脈が如き、諸君が行軍しやすいよう、丁寧に平らにしながら進んでくれるわ!
 そして見よ、諸君が技術の粋を凝らして作成した超超巨大砲『|シュリヒトゲヴェーア《地味なライフル》』を!」
 手に持ったライフルを堂々と自慢しながら足の持ち主――巨大な幼女は堂々と言い放つ。
「未だ『魔女』として成熟前……子供に力を与える必要無き幼女の吾輩ならば、反動なしにこれを連発できる!」
 自慢するように言い放ったぞこいつ。
「……故郷にある吾輩専用の|甲冑《メイガス》があれば更に万全だが、なあに恐れるには足らぬ。
 ワルシャワも人民租界も、他の超大国共も、吾輩が単騎で蹴散らしてくれるわ!」
 その迫力には機械兵士もただ沈黙するしかなかった。


「ダッサ」
 マリア・ルート(紅の姫・f15057)の開口一番はそれだった。
「私でももう少しまともなネーミングするわよ、シュリヒトゲヴェーアってドイツ語あたりで確か地味なライフルって……いやなんでもない」
 んん、と咳払いして話を戻す。
「こいつが次のターゲットであるギガンティック。こいつがウラル山脈を破壊しながら進んでるから――」
 と、そこで猟兵から質問が出た。写真の縮尺が間違っていないかと。やけに彼女が大きく写っていないかと。だがそれにマリアは首を横に振る。
「残念ながら、これが縮尺あってるのよ……ギガンティックは『魔女』の一種、デビルキングワールドの時に出たあいつとかと同じような類みたいね。魔女ってどいつもこいつも幼少期から大きいのかしら」
 はぁ……とため息をつくマリア。それは苦労しそうだなという同情か、面倒くさそうだなという恨みか、それとも。
「話を戻すわね。こいつがウラル山脈を越えて『はじまりの猟兵』があるらしいロシア深部へ行こうとしているから、これを阻止してほしいってのが依頼」
 だが、ギガンティックの方もそう易々とはやられない。
「シュリヒトゲヴェーア――奴の体格に合わせて作られた巨大ライフルなんだけど、扱いは通常のライフルでもあいつの体格に合わせたら……どうなると思う?」
 勿論、超巨大。射程も恐ろしいだろうし火力も半端ないだろう。彼女が人間がライフルを扱うようにこれを扱うとするなら反動とかも期待できない。
「幸いというかなんというか、ギガンティックは自分だけでウラル山脈なんか余裕だとばかりに舐めてるみたいで山肌壊しながらこっちを邪魔するみたい。そこが鍵かもね」
 射撃――砲撃は絶え間ないだろうが、いざ懐に潜り込めばチャンスは大いにあるだろう。

 グリモアを展開しながらマリアは語る。
「予知によると限定的ながらあの『エンドテイカー』の力も使う事があるみたい。勿論使ってこなければいいけど……戦う時は気をつけてね。そもそもでっかいし」
 だってグリモア展開した先、彼女のふくらはぎで風景埋まってたんだもん。


結衣謙太郎
 ……よし2回だからいいよね! (何がだ)
 おっと失礼、さあ、ウラル山脈の戦線が開かれる。
 結衣(戦争モード)です。巨大幼女討滅作戦。
 以下詳細。

●メイン目標
『幼女総統「ギガンティック」』の……撃退。
 メタ情報ですが討滅しても死亡せず一旦撤退しちゃいます。

●章構成
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「獣人世界大戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 ロケーションはウラル山脈ですが最初は山脈地帯かもですがギガンティックが出てくるとウラル山脈の山肌破壊しながら出てくるので遮蔽物や高低差が全然なくなることも多々あります。そもギガンティックが大きいのでそういう意味では高低差かなりあるのですが。
 破壊方法は装備しているライフルによるもので、これを連射してくることでこちらを阻んできます。この砲撃への対処が特別プレイングボーナスです。
 ギガンティックは割と調子に乗っているのでもしかしたらそこが隙かもしれません。ただ彼女もそこは腐っても有力敵で総統、やりすぎたりすると冷静になったり考えてしまう可能性もあります。

●備考
 プレイングはオープニング公開後から受け付け開始します。
 ただし全採用できない可能性がいつもより大きい点、ご了承ください。
 オーバーロードは納期の都合により後回しになる可能性もあります。

 今回特殊ルール『戦線』にくれぐれもお気を付けください!
 時期によっては完結優先で待てない場合がございます!

 このシナリオは有力敵決戦依頼です。
 判定がいつもより若干辛くなります。ご注意ください。

 幼女にして超巨大、その体を崩れさせる手段はあるのか!?
 以上、プレイングお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『幼女総統「ギガンティック」』

POW   :    幼女キーック!!!!
単純で重い【幼女キック】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    超超巨大ビィーム!!!!
【超超巨大砲『シュリヒトゲヴェーア』】から、レベル×5mの直線上に【超超巨大ビーム】を放出する。【魔力】を消費し続ければ、放出を持続可能。
WIZ   :    斯様な結末、吾輩は断じて認めない!!!!
全身に【終焉を巻き戻す「エンドテイカーの魔力」】を帯び、戦場内全ての敵の行動を【巻き戻されてゆく時間の流れ】で妨害可能になる。成功するとダメージと移動阻止。

イラスト:すずま

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

才堂・紅葉
うっわぁ
山脈壊して歩いてる
うわぁ……
現実に帰ろう

奴の進路を確認して待ち伏せ。山肌から姿を現した時、一番近くにいるように陣取る
射撃に対しては「ガジェットブーツ」の跳躍補助機能に【野生の勘と気合】で回避し、近づきたい

「コード・ハイペリア」
十分近づけば、ハイペリアの紋章の【封印を解く】と、重力制御で自身を【ふきとばし】ての跳躍で幼女総統の腹部に取り付きに行く

「手荒く行くわよ、ギガンティック!!」

攻撃は、半径145m程の超重力ハンマーをぶちこむ
サイズ比的には腹パン
鳩尾を下から斜めに突き上げるような角度で、グラビトン腹パンを三つ叩き込もう


アン・フォールン
ちっ、アホみたいにデカい図体ね。
ライフルに使うエネルギーを少しでも別の事に使えればいいのに。

重力下最強の幼女だかなんだか知らないけど重力を操るなら私の方が上よ。
UC【ドライブグラビティ】使用
擬似重力の魔術にギガンティックを巻き込んで移動。
呪殺弾を一発打ち込んだら、自分だけ擬似重力の方向を変えて特殊重力空間を作りながら離脱。
特殊重力空間を遮蔽物に利用しながら、スナイパーとして『撃ったら逃げる』を徹底。
呪いを溜め込んでいくわ。



 というわけでウラル山脈現地。
 グリモアから転移されて早々に彼女のふくらはぎから視線を上にやり、そして気づかれないようにすぐに下へ。
「まずは進路を把握しないと……」
 才堂・紅葉(お嬢・f08859)はギガンティックの足の動き方から行き先を把握し、ガジェットブーツの機動力で先回りしようとした。
『どうだ! 諸君、これなら六番目の猟兵共もついてこれまい! 事実未だ出てきてないのは恐らく不利と分かったからだろうな、あーはっはっは……』
 だんだん小さくなる声を聞きながら先回りする紅葉。それに気づかず進撃するギガンティック。壊れていくウラル山脈。
「うっわぁ、山脈壊して歩いてる……うわぁ……」
 これには紅葉もドン引き。
「現実に帰ろう」
 もう気にしないで先回りに集中することにした。

 ――幸いギガンティックに気づかれることはなく無事に先回りは成功したようだ。紅葉は身を潜め、集中する。
(普通先回りって、静かなものなはずなんだけど……聞こえる音が大きいなぁ)
 それはギガンティックの喋りもあるが、ギガンティックの攻撃による撃墜などによる音も大きい。陣取る紅葉も近くで鳴り響く山肌の壊れる音と土砂崩れに思わず目をつぶるほどだった。
(うう、早く来い……!)
 恐怖が段々増していった。待ち伏せしているのは自分のはずなのに、自分の方が恐怖を感じている。そして一番近くの山肌が銃撃で壊れ、紅葉の姿が露わになった、その時。
『なんだ? こんな所に人間が』
「今!」
 この時のために近くに入れるように陣取っていた紅葉、ガジェットブーツの跳躍補助機能で一気に跳びあがる。
『なんだ!? こんな跳躍……兎系の』
「生憎私は人間……強いて言うなら火の鳥だ! コード・ハイペリア、封印解除!」
『コード・ハイペリア承認。迷宮の主の権限確認、外部制御及び出力補助ユニット「重力水晶」接続承認……疑似超重力場展開ランク100』
 手の甲と背中の紋章が輝き、重力水晶が現れれば超重力の場ができる。そして重力で自分を吹き飛ばし、取りつきにかかる。
 ――だが本来重力によるかっとびでもギガンティックが慌てて構えたライフルからの銃撃をかわすことは難しい。それでも、この場に1つイレギュラーがあったとすれば。
「ちっ、アホみたいにデカい図体ね。
 ライフルに使うエネルギーを少しでも別の事に使えればいいのに」
 アン・フォールン(重力の元で踊る。・f41523)の存在だ! 重力に色んな意味で慣れている少女が抉れた山肌から現れる!
「重力下最強の幼女だかなんだか知らないけど重力を操るなら私の方が上よ」
 アンが自身中心に疑似重力の力を放てばそれが拡散する。途端に戦場は重力で入り乱れた。
『何、吾輩の体が……!?』
 整理しよう。戦場全体はアンの疑似重力でギガンティックも巻き込みながら一定方向への重力方向となった。アンはこれに乗るように移動してギガンティックに少し近づこうとしてる。紅葉はこの疑似重力の空間の中で重力制御をし――つまりアンの疑似重力を制御し――ギガンティックへと取りつこうとしている。一見噛み合わないように見えてアンの行動はギガンティックの自由を奪う点ではいい行動だ。
「そこ、見えた」
 呪殺の弾丸をデアボリカライフルからギガンティックに一発――命中。
『っ!? どこだ! そこか!』
 アンに射撃の方向が向くが当のアンは狙撃手の如く『撃ったら逃げる』を徹底しており、特殊重力空間を乱して遮蔽物にしたものを自身のいた場所に用意していた。これでギガンティックに手ごたえがあると見せかけて実際は、となる作戦だ。ギガンティックはやったと感じるも別方向からの第二射がやっていないことを悟らせる。必然、射撃の方向はそちらへと向かう。後はこの繰り返しだ。
「ギガンティックの目が逸れてる今なら……!」
 紅葉はギガンティックが重力で移動されるのに弄ばされつつもギガンティックの視線が次々に弾丸を撃っては命中させているアンに向いており定まっていないのを逆利用する。あちこちに目を向けざるを得ない時に一点からの攻撃は、意外と忘れてしまうものだ。
「手荒く行くわよ、ギガンティック!!」
 重力の中で己をかっとばしながらようやく肉薄したのはギガンティックの腹部。紅葉はベルト部分に乗って半径145m程の超重力ハンマーを構える。これもこれで大きいがギガンティックとのサイズ感から見れば腹パンに近いものだ。そして紅葉は鳩尾を下から斜めに突き上げるような角度で、|乱撃《3回攻撃》をする! このサイズ感なら乱撃しても外すことはない!
『おごっ、ぐおっ、ぐぇあっ!?』
 これにはさすがのギガンティックも目を丸くして態勢を崩すしかない。それを見たアンが疑似重力を解除すれば全員纏めて通常重力に戻った勢いで落下する。
「ああっ!?」
『ぐぅっ!?』
「……ふう」
 アン以外は着地に失敗してしまったが、ギガンティックの足を止める事はできた。

 ――そしてギガンティックは把握した。
『この想定外の力……出たな……六番目の猟兵共!』
 彼女はライフルを拾い立ち上がり、見下ろしながら声を張り上げた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ティエル・ティエリエル
むむむー、ボクより小さいのにでっかーい!
けど、大きな相手はボクだって慣れているから怖くないぞー!

グレートパンダラーZに乗って出撃だよ♪
ティエル・ティエリエル、パンダくん、いっくぞー☆

ギガンティックの砲撃は【妖精姫とドリル大熊猫ロボ】のパンダドリルで地面に穴を掘ってそこに隠れてやり過ごすね♪
幼女の足元にまで近寄れれば、ドリルでつま先を攻撃だ!
ふふーん、ブーツで防御していてもパンダくんのドリルはそんなの貫いちゃうぞ☆

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です



『この想定外の力……出たな……六番目の猟兵共!』
 ギガンティックはライフルを拾い立ち上がり、見下ろしながら声を張り上げた。

 そんな彼女の足下に現れる1つのロボット。デパートの屋上にあったパンダカートが二足歩行したような姿のスーパーロボット。その名も、グレートパンダラーZ! 乗り込んでいるのはティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)だ!
「むむむー、ボクより小さいのにでっかーい!
 けど、大きな相手はボクだって慣れているから怖くないぞー! ティエル・ティエリエル、パンダくん、いっくぞー☆」
 憤慨したと思ったら目を><にして気合入れてるのだが、でっかいのは恐らくギガンティックの魔女としての背の高さなどだろう。だが、ティエルより小さいというのは――やめておこう、報告官が後でドリルでやられる気がする。
 そう、ドリル。今のグレートパンダラーZにはコードによるドリルがついていた。だがギガンティックの前ではそんなものなど蚊の針にすぎない。
『所詮は六番目の猟兵共でもこの高さの差は敵うまい! 喰らえ、|シュリヒトゲヴェーア《地味なライフル》を!』
 ギガンティックがライフルを乱射すればあっという間にグレートパンダラーZは土煙に包まれてしまう! やられてしまったかグレートパンダラーZ! 出オチになってしまったのかグレートパンダラーZ! シーンエンドになってしまうのかグレートパンダラーZ!
 ――否! そんなことはない!
『なんだ……?』
 土煙が晴れると、そこにあったのは1つの大きな穴。
『隠れたか六番目の猟兵! ならばこれで引導を渡してくれよう、超超巨大ビィーム!!!!』
 ライフルから超超巨大ビィームが穴目掛けて放たれる! 今度こそ終わってしまったかグレートパンダラーZ! やはり有力敵には勝てなかったのかグレートパンダラーZ! 冒険はここで終わってしまったのかグレートパンダラーZ!
 ――否! そんなことはない!(2回目)
「あっぶなー、あんなビームまで来るとは予想外だったよー」
 冷や汗を垂らしながらティエルがグレートパンダラーZに乗り込み地面を掘り進んでいる。そう、最初の乱射を地面を掘ってそこに潜りかわしたのだが、そこから既に作戦は始まっていた。そのまま、ギガンティックの方へと地面を掘り進んでいったのだ。これにより穴に気を取られていたギガンティックのビームは誰も貫かず、その隙にギガンティックの足下まで掘り進んでいくグレートパンダラーZ。
『は、あーはっはっは! 六番目の猟兵といえども所詮この程度よ!』
 声が地中まで響き思わず耳を塞ぐティエルだが逆に言えばこの声はギガンティックの座標の大きな手掛かりとなる。
「この辺だろうね……よーし! パンダくん、ドリルで貫いちゃえ☆」
 ティエルがそう叫ぶとグレートパンダラーZのドリルが地上の方へと向かい、地上へ向かい掘り進んでいく――何かに当たった。
「よーし、大正解! ふふーん、ブーツで防御していてもパンダくんのドリルはそんなの貫いちゃうぞ☆」
 そう、これはギガンティックのブーツ! つまり足下からドリルで攻撃してコードの力で防護を無視してブーツを貫いてしまえば――
『あいたあっ!?』
 画鋲を踏んだかのように足を思わず上げて痛がるギガンティック!
『変な岩でも踏んだか!? いや、吾輩に限ってそんなことが……六番目の猟兵共か!』
 なんでも猟兵のせいにするのよくないと思います。でも正解です今回は。慌ててティエルのもとへライフルを向けるギガンティック。
『死ね! 吾輩のこのビィームで!』
「きゃー☆」
 ティエルが楽しそうに叫ぶと再びグレートパンダラーZは地中へ。追いかけるようにライフルから放たれる巨大ビーム。もう少しで命中してしまうというところでグレートパンダラーZは急速旋回、脇に掘り進めてビームを回避した!

「……いやーあれ当たったらマズかったなー☆」
 内心では冷や冷やしたものの、結果的に割とギガンティックにシャレにならないダメージを与えたグレートパンダラーZは暁の空へ……旅立たない。だってここ地中だもん。
 代わりに暗き地中を掘り進んでどこかへ消えていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

大町・詩乃
子供のイタズラでは片づけられない所業ですね。
きっちりとオシオキしなければ!と激おこ。

ひそかに近づく必要がありますね。
結界術・高速詠唱で姿隠しの結界を自身の周囲に展開。
空中浮遊で宙に浮き、自身への念動力と空中戦で移動。
幸運にも気付かれる事なくギガンティックの背後に回り込み、顔の近くに移動します。

もし気付かれたなら心眼・第六感で相手の攻撃を予測して、空中戦・見切りで回避します。
念の為、オーラ防御も纏います。

右手に神罰と雷の属性攻撃を宿し、衝撃波と共に《改心の一撃》による貫通攻撃・鎧無視攻撃で平手打ち!
大勢の人々を殺め、迷惑をかける所業は許せません!
お家に帰って、深く反省しなさい!
と説教しますよ。



 先ほど足を思いっきりぶっ刺された事で半ばやけくそになっているギガンティック。
『六番目の猟兵共どこに隠れている! 片っ端から倒してやる!』
 もうやたらめったらに乱射していた。そうなれば当然ウラル山脈はひとたまりもない。

 ――その様子を嘆く少女がいた。
「あれほどまでの自然への八つ当たり……子供のイタズラでは片づけられない所業ですね。きっちりとオシオキしなければ!」
 ぷんすこと激おこな大町・詩乃(|阿斯訶備媛《アシカビヒメ》・f17458)は本来植物と活力を司る神である。それでも山という自然を破壊していくのは八百万の神の一柱として認められるものではない。とはいえ言動からしてどっちかというと母性の方が勝っている気はするが……閑話休題。
 詩乃は高速で編んだ姿隠しの結界で自らを隠すと、ゆっくり浮遊し、そのままギガンティックの方へ移動。一方のギガンティックはというとそんなのに気づくはずもなくただ乱射を続けるのみ。
(ひどい乱射ですね……これは早く止めなければ)
 そのためにも急いで接近を――と思い加速していったが、それが裏目に出る。
「っ――ああっ!」
 加速するあまり、乱射した銃撃の1つに思わず自分から突っ込んでしまい、大きく吹き飛ばされる!
「いったぁ……やりましたね!?」
 たまにポンな所がある詩乃だがそれが出たとも取れるような言動をしつつもすぐに結界が壊れていないかチェック。
(……少し壊れてはいます、けど。まだ姿は隠しきれます、か)
 ギガンティックが何も言ったりこちらに視線向けない辺り恐らく何も気が付いていないのだろう。好機とばかりにもう一度飛び立つ。そして背後から回り込み、顔の――頬の辺りまで接近。
『な、なんだ!? 吾輩としたことがこんな距離まで……』
 流石にここまで来ればわかるというもの、結界を解除した詩乃は右手に神罰たる雷を宿す。
「大勢の人々を殺め、迷惑をかける所業は許せません!」
 そして行ったのは、思いっきり放つギガンティックへの|平手打ち《愛の鞭》――!
『!?!? !?』
「お家に帰って、深く反省しなさい!」
『わ、吾輩の頬を!? 吾輩、お母さんにもひっぱたかれたことな――いやそもそも吾輩がここまで来てるのに気付かなかっただと!?』
「あなたはそう、周りへの気配りが足りないからこそこういう自分の周りの敵にも気づかない! 私達のことを蝿か何かだと思っているでしょう!」
『しかもいっちょまえに説教だと!?』
 思わず平手打ちされた頬を押さえつつギガンティックは詩乃の説教を聞く羽目になるのだった。神様というかお母さんでしょこれ。

成功 🔵​🔵​🔴​

アネット・レインフォール
▼静
…俺の知ってる幼女と違う

まあ、それは兎も角。
察するに見た目は幼女、中身は大人…という訳ではなさそうだ。
ああ見えて、日常では色々な気苦労が――いや、ないな。多分

逃亡の阻止もだが、せめて手傷か武器の損傷は狙いたい所だな

▼動
ニルヴァーナに搭乗

体躯の差は高機動の速度で対処し
早業や空中戦で攪乱しながら間合いを詰める。
建物や障害物が盾・足場に有用そうなら使用

量産品の刀を手に、敵・武器を居合で狙い破壊を試す。
キックの初動を確認したらUCやカウンターで敵の威力を再利用

余力があれば水面下で念動力で岩や瓦礫を操作し
敵の銃口・ボルトに投擲し、ジャムを狙い足止めも検討

これが次の一手に繋がればいいんだが…

アレンジ可



「……俺の知ってる幼女と違う」
 剣の騎神【ニルヴァーナ】というサイキックキャバリアに乗ったアネット・レインフォール(剣の異邦人・f01254)はそう溢した。
「察するに見た目は幼女、中身は大人……という訳ではなさそうだ。ああ見えて、日常では色々な気苦労が――いや、ないな。多分」
 何を見て判断したのだろうか。ギャーギャーいう彼女と説教する詩乃の姿を見てだろうか。
『だから――!!』
 だがギガンティックがニルヴァーナに気づくのが早かった。素早くライフルを構え、ニルヴァーナに向け乱射する。高機動の速度で撹乱しつつもその全てをかわしきることはできず、いくらかの傷はついてしまう。
(何か遮蔽物とかがあれば……はっ)
 その時目についたのはこの戦いに巻き込まれて墜落していく軍用機だった。
(……すまないな、弱り目に祟り目のようで)
 申し訳ないと思いつつもアネットはそれらを遮蔽物として使うことにした。怨嗟の如き悲鳴が聞こえた気がしたが、それを気にする余裕はない。量産品のキャバリア用刀を装備させ、せめて手傷や武器破壊は狙おうとギガンティックへと取りつく。ギガンティックが抵抗する中、どうにかへばりつこうとする姿に思わずギガンティックが漏らす。
『ええい、吾輩にちょこまかとうっとうしい! 痒いじゃないか!』
 そう、いくらキャバリアとはいえこの体格差では所詮手で背中を掻く程度にしか過ぎない。所詮痒い程度でしかない。だが、だからこそ気が行ってしまう。そしてそれは彼女のイライラを募らせた。
『ああもう、頭にくる! 吾輩の幼女キックで吹き飛ぶがいい!』
「っ! 来るか!」
 刀を構え直すアネット。そして飛んでくるギガンティックの攻撃!
『幼女キーック!!!!』
「捌式・雷刃六連舞!」
 単純で重く大きな足による蹴り、それにアネットが負けじと居合切りの要領で連撃を放っていく! カウンターに優れた居合の技、体格差があっても技でどうにかできるかと挑んだものだが――

『ぬおおっ!』
「ぐうっ!」
 痛み分けだ! ギガンティックの靴が切断され大きな生足が見える!
 しかしニルヴァーナも蹴りの力をいなしきれず大きなダメージを負い火花がバチバチといっている!
「靴だけか……だが! 策はもう一つある!」
『くうっ、吾輩のお気に入りの靴が……だが、これで終わったと思うな! 吾輩にはまだこの|シュリヒトゲヴェーア《地味なライフル》がある!』
 ギガンティックがライフルを構え、再び乱射しようとする、が――!

 出ない。
 なぜか出てこない。
『ああああああああ!?!? ジャムっただとぉぉぉぉ!?!?』
 もう1つの策がうまくいったとばかりにニヤリとしたアネット。実は先ほどの応酬の際、こっそりと念動力で岩や瓦礫を操作してギガンティックのライフルの銃口からこっそりとINさせていたのだ。まるで落ちものパズルゲームのように上から降ってくるそれは複雑に積み重なっていき、そしてやがて、塵も積もれば山となるように――シュリヒトゲヴェーアをジャムらせる。しかも複雑に入ってるのでなかなか取り出しにくい!
『おのれおのれおのれ! 吾輩の必殺兵器が! あ、でも頑張れば意外といけそうか』
 まあでもそこは瓦礫とかに対する体格差による力の差とかもあって割と気休めにはなりそうだけどね。
 それでも一度彼女の必殺兵器をジャムらせたのは収穫であった。あと彼女の生足を出させたのもね!
『恥ずかしいから見るんじゃない!?』

成功 🔵​🔵​🔴​

アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

|タイムフォールダウン《高速詠唱早業先制攻撃》、|時間質量と私の妄想を混ぜ混ぜして頭セカンドカラーな世界を構築する。《重量/凍結攻撃、欲望解放多重詠唱拠点構築結界術》今からこの場はセカカラちゃんの法が支配しまーす☆
で、|幼女総統と同スケールにプロモーション《化術肉体改造武器巨大化》。
ライフル?そんなもの私の前では|アレな玩具に変わるだけよ♪《化術武器改造武器変形》
エンドテイカーの魔力も|乗っ取って《ハッキング、盗み》繰り返す時の中でずっとふたりきりになるわよ♪
|えっちなのうみそおいしいです❤《欲望解放✕大食い✕魔喰✕料理✕エネルギー充填》



 ギガンティックがジャムったシュリヒトゲヴェーアをどうにか直そうとしているのを1人の猟兵が興味深そうに見つめる。
「ふーん、そこまで頑張って直そうとするあたり結構入れ込んでるのねそれに」
 アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の|混沌魔術師《ケイオト》艶魔少女・f05202)だ。そういや彼女もある意味幼女か。
「で、も。そんなものを何の役にも立たなくしてあげましょう?」
 パチンと指を弾くと、胡乱な空間が広がっていく。
『な、なんだ!? この空間は……』
「なにって、時間質量と私の妄想を混ぜ混ぜして頭セカンドカラーな世界を構築しただけよ?」
『なんだ頭セカンドカラーって!?』
「あら、知らないの? 頭セカンドカラーは頭セカンドカラーよ。つ・ま・り」

 今からこの場はセカカラちゃんの法が支配しまーす☆

 言葉と共になんとアリスのサイズがギガンティックと同じになったではないか!
『ばかな、そんな巨大化なんて!』
「あら、奇跡の力であるユーベルコードを舐めないで欲しいわね。巨大化なんて普通にできる方もいるわよ?」
『ぐっ……なら!』
 ぐんずほぐれつの怪獣大決戦にはさせまいとギガンティックがジャムったシュリヒトゲヴェーアをアリスに向ける。
「あら、そんなものを向けるなんて。私の前ではアレな玩具に変わるだけよ? 向ける先は私の胸じゃなくて、お尻の」
『それ以上は言うな! なんか知らないけどまずい気がするぞ吾輩!』
「なんならあなたに入れてあげましょうか? ええいいわね、自分のもので自分がやられるのもいいでしょうし」
『よくない! ああもう、付き合うと負けな気がしてきたぞ吾輩!』
 正解です。だがそんなことを言っている間に巨大アリスがすぐそこに。
「さあ、ぐんずほぐれつしましょ? いい体してるし、楽しめそうね」
『うわーっ! やめろ! どっかいけ!』
 シュリヒトゲヴェーアを構え乱射するギガンティック!
『あ、やっと出た』
「出たわね、でもあなたも軍人ならわかってるでしょ? 零距離射撃って滅多に当てにくいことを」
 零距離射撃は通常とは異なる状況や技術が必要なため、適当にやって当たるものではない。そも、射撃武器構えて肉薄される方が問題なのだ。まあ銃剣とか半ばそのためにあるんだけどシュリヒトゲヴェーアにそれはない。
 乱射される銃撃だが、それが巨大アリスに当たるかと言うと前々そうではない、なにせ零距離まで近づいちゃってるから!
「そういえば魔女ってことはきっとエンドテイカーの力も持つのよね、説明会でも言ってたし」
『な、何をする気……うわっ!?』
 巨大アリスの巨大触手がギガンティックに入り込んだ!
「そのエンドテイカーの力も乗っ取って繰り返す時の中でずっとふたりきりになるわよ♪」
『うわぁぁぁぁぁぁぁ!?!? やめろ、やめろぉぉぉ! 吾輩の、吾輩の貞操がぁぁ!!』

 ――いつもならこれで『えっちなのうみそおいしいです❤』エンドになるところだった。
 だが、今回は違った。
『斯様な、斯様な結末、吾輩は断じて認めない!!!! 貞操を奪われてたまるかぁ!!』
 触手で引きずり出されたことで逆に活性化しやすくなったエンドテイカーの力が彼女の緊急事態とばかりに火事場の馬鹿力で発動! 巻き戻されていく時間の流れに巨大アリスの動きがストップする!
『……止まった、のか? よ、よし! 吾輩はこの間に離脱するぞ! |機械兵士《ゾルダート》の諸君、ついてこい!』
 ギガンティックは半ば涙目になりながら撤退していった……ゾルダート達も慌ててそれについていき、ウラル山脈の戦いはここにどうにか? 決着がついたのだった!

「……あーあ、逃しちゃったわね」
 しばらくして力が切れた頃、ようやく動けるように、喋れるようになった巨大アリス。サイズを元に戻すとつまんなそうにつぶやく。
「ま、でもあんな目に合わせればしばらく私に畏怖でも持つでしょ。だったら……」

 ――今度は恐れさせたうえで、私にじっくり攻めさせて、そして心を砕いてひとつにさせましょう?

 滅多にない『失敗』を噛みしめながらもそれもまた一興とばかりに次の恐ろしい作戦を考え出すアリスだった。へこたれないのもまた頭セカンドカラーの要素の1つであった。

 そして1人の少女の悪辣な思考と共に、戦線は先へと進んでいく。
 かの魔女に再び会う時は、果たしていつになるのであろうか。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年05月14日


挿絵イラスト