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ゴブリンだらけの珍道中

#アックス&ウィザーズ #戦後

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#アックス&ウィザーズ
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#戦後


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●始まり
 商人が良く通る街道。普段なら、馬車が行き交いそこそこ賑わっているはずだった。
「何だか今日は人が少ねぇなあ……」
 馬車の運転手はぽつりと呟きながら、街道を、馬車で大量の荷物を積んで走らせていた。

 彼は、背後から来る何かには気がつかなかった。
「うわぁーーッ!?」
 集団で奇襲された馬車は、荷物どころか人さえ残らなかった。

●招集
「今回皆に集まってもらったのは他でもない。アックス&ウィザーズで発生した、とある事件を解決して貰いたい」
 グリモアベースで、男のような口調で皆に語りかけるのは、海屋・福実(風使い剣士・f27518)。福実は地図を広げつつ、続きを話し始めた。

「近頃、この街道付近で馬車が奇襲される事件が相次いでいる」
 指さしたのは、何の変哲もないただの街道。だが、気を緩めず続きを話す福実。

「それは『オブビリオンのゴブリン』による被害のようだ。だが冒険者達は単なる『ただのゴブリン』の仕業としか思っていないらしい。なので街道近くの村の酒場で、ゴブリン退治の依頼を受ける冒険者より先にこの依頼を受け、駆逐して欲しい」

「単に奴らを駆逐する訳ではないぞ。ひとまず通行人の護衛をしたりしつつ、ゴブリン達をおびき出してからだ。護衛をするのなら、危害が護衛対象に来ないよう上手く立ち回ってくれ」

 福実は、だが、と少し考え込んでこう後付けする。
「このゴブリン共は、人間を捕獲して飼いならす残虐非道な奴らだ。気を付けて退治してもらいたい。逆に捕まらないようにな…。」

 大体話し終えた所で、福実は皆に明るい話題を提供した。
「街道を馬車が通れるようになったら、酒場にて、届いた食料を使った打ち上げの宴会が行われるそうだ。楽しみだな。それじゃあ、頑張ってきてくれ」

 自分も少し宴会に行きたいな、という顔をしながら、福実は皆を見送るのだった。


椿油
 初めてのシナリオとなります、初心者マスターの椿油です。
 今回はよくあるゴブリン退治をして頂きます。

 1章では、依頼を受けた皆さんでゴブリンをおびき出します。街道を歩いている人がいたら護衛してあげて下さい、何も分からず歩いている通行人はゴブリンたちのカモになるでしょう。そうでなくとも、囮になるとか色々作戦は考えられますね。

 2章では、まんまとおびき寄せられたゴブリンとの戦いです。捕獲した人間を使役してきます。通行人は猟兵の皆さんが守るプレイングをしない限りは、勝手に逃げていきます。

 3章では打ち上げの宴会と称した、ちょっとした大会が行われるとか…ちなみに福実さんを呼んでもいいよという方がいましたら呼んであげて下さい。酒は飲めませんが皆さんと一緒に宴会を楽しむでしょう。

 人間を調教できるゴブリンに捕獲されたら大変ですね。
 皆さんの見事なプレイングをお待ちしております。
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第1章 冒険 『小鬼強奪街道』

POW   :    通行者たちの護衛として同行する

SPD   :    ゴブリンの襲撃地点を予想し、逆に待ち伏せる

WIZ   :    囮として行動し、ゴブリンを誘き寄せる

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ユウラ・キッペンベルグ
ゴブリン死すべし慈悲はなーい!

仮面を被って殺し屋モード、通行者に悪さする前にゴブリンをこちらから襲っちゃうぞ
地形を利用して何処が襲撃しやすいのかを逆算し、こちらからゴブリン達へと奇襲を仕掛けるよ
光学迷彩『カミカクシ』を着ているから気付かれずに動けるかな?
奇襲時は殺気を放って恐怖を与え、ビビってるうちにメイスでドカっと殴っちゃおう
神の名の下、天罰のお届けだよ!

ユーベルコード『運命の糸織機』を使い、囲まれたり失敗しないように未来視を使いこなして失敗ないように注意しないと

逃げ出しそうならナイフを逃亡ルートに制圧射撃する事で逃げるのを躊躇わせ敵を可能な限り減らしておくんだよ

アドリブなどご自由にどうぞ



「ゴブリン死すべし、慈悲はなーい!」

 そう言いながら依頼を受けたユウラは、街道に仮面を被って参上した。

 街道の近くには、少し傾斜のある坂が。馬が通らない場所だ。ユウラはそこに身を潜め、こっちからゴブリン達に襲撃しようという算段だ。
「ここが良さそうだね」
 特殊な光学迷彩仕様のマントを羽織り、音無く静かに坂に隠れた。

 そして密かに『運命の糸織機』を発動し、未来視を行う。
 視えたのは、一匹のゴブリンが現れ左右を見回す姿。どうやら偵察係のようだ。その後はわらわらと出てきて、草むらへ隠れていく。奇襲準備を整えているかのように視える。およそ1分後だ。
「(あの偵察係が出てきたら行こうかな!)」

 ゴブリンの行動はお見通しだ。1分後、視えた通りに偵察係のゴブリンが現れた。そして、偵察係のゴブリンがあっちの草むらが良さそうだ、と指示を出している隙に。

「きえぇーい!!」

 どこからともなく殺気を放って登場した仮面の女ユウラ。それを見てしまった、のこのこ出てきたゴブリン達は恐れ慄く。尻もちをつく者までいた。
「ゴ、ゴブゥ…!?」
 慌てて逃げ出そうとする偵察係ゴブリンの目の前には、ナイフがドスッと刺さる。
「逃げるのは禁止、だよ」

 メイスを構え、偵察係を殴るユウラ。仮面の下では、ひょっとしたら楽しそうな表情をしているのかもしれない。おびき寄せ、もとい、『奇襲』は成功だ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
おまかせプレイング。お好きなように。
汝が為したいように為すがよい。
新人MSにいきなりメタ全開で第四の壁突破するのは色んな所から怒られそうだから無難にいきますかね。
呼び出した親指姫サイズのリトルアリスを召喚。とりま、通行人一人につき十匹を護衛につけましょ。不可思議(10の64乗)匹いるから数は十分なはずよ。襲撃されたら不運属性攻撃でゴブリンを不幸な目に合わせてキルゾーンに導くわ☆
襲撃されなかった時の為に残りのリトルアリスは拡散させてゴブリン探索に。見つけしだいリトルアリスのフェロモン(毒使い/誘惑/おびき寄せ)でキルゾーンまで導くわよ☆



 通行人もそこそこ通るこの街道。馬車の襲撃事件も知らない者もいるだろう。

 アリスは『不可思議なリトルアリスは過去も思考も遠隔透視する』を発動する。その途端、道には大量の親指姫サイズの、リトルアリス達が現れた。
「わっ!?」
 通行人が驚くのも無理はない。

 小さくて声が届きにくいが、
「護衛するわよ」
「これだけいれば」
「安心でしょ」
「あなたの担当はわ・た・し♪」
「じゃあこの人の担当するわねー」

 リトルアリス10名が、各通行人に配属した。

「やっぱり余ったわね。じゃあ、残りはゴブリンを探してきて。戦いやすい場所まで導いてやるのよ」
 アリスの指示に、リトルアリス達は元気よく答える。
「任せなさいな」
「見つけたらあそこらへんに誘導ね」
「何であなたが決めるのよ」
「とにかく行くわよ!」
 リトルアリスの大群は、探索に出かけた。

 数分ほど経つと、リトルアリス達は一匹のゴブリンを見つけ、一旦草むらに隠れる。草むらに潜むには数が多い気もするが、親指姫サイズなので大丈夫だった。

「いた」
「いたわね」
「でも一匹ね、足りないわ」
「偵察じゃない?」
「もっと向こうにいるんじゃない?」
「少し待つ?」
「なら、あなたが負けたら待ちましょう」
「賭けてないで静かにしなさい」
「気づいてないから平気よ」
「ホラ、後ろから偵察じゃないの来たわ」
「え?どこにいるの?」
「こらそこ、顔出さない」
「何で一人リーダーぶってるのよ!」

 後ろからゴブリンが続々と来たのを確認したリトルアリス達。

「さあ、おびき寄せるわよー」
「ここからが本領発揮ね!」
「おいで♡おいで♡」
「ほーら♡こっちよ♡」

 ゴブリン達はまんまとリトルアリスの大群による誘惑フェロモンにおびき寄せられた。気づかず行進する呑気なゴブリンに踏まれるリトルアリスも居たが。
「わたしを置いて先に行ってー!きゅう…」
「一人ぐらいなら問題ないわ、行きましょう!目的地はあそこ!」
「いや二人よ!私も踏まれた!」
「その程度の数ならどうでもいいの!」

 アリスの思惑通り、導く事に成功したようだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

ニトロ・トリニィ
アドリブ歓迎です!

ゴブリンによる襲撃事件か…
これ以上の悪行を許す訳にはいかない!
とりあえず、護衛の仕事が出ていたらそれを受注かな。
武器を持たずに、依頼人と世間話でもしながら進もうか。
うーん、流石に武器無しは信用されないかな?
まぁ、その時は魔導師とでも説明しておこう。

これならやつらを上手く誘き寄せると思ったんだけど… どうかな?
もちろん、〈野生の感〉を生かして周囲の警戒は怠らない様にしないとね!

ゴブリンが出て来たら蒼き灼熱盾で依頼人を守りつつ《蒼炎の剣》でスパスパっと〈二回攻撃〉かな!



「ゴブリンによる襲撃事件か…。これ以上の悪行を許す訳にはいかない!」

 ニトロは、護衛の依頼を探してみる事にした。運よく「目的地までの行商人の護衛」という依頼があったのですぐさま、受注に走った。

 そして、街道に出る、村の入口付近にて中年の行商人と無事合流を果たしたニトロ。
「やぁやぁ、貴方が護衛の方かね」
「はい!」
「ん?武器は特に持ってないようだが……?」
「あ、僕…魔導師なんですよ」
「ふむ、そうか。じゃあ往くとしよう。」
 多少心配されたが、ニトロの説明を信じた行商人は共に歩み始めた。無事護衛を始める事が出来たようだ。

「貴方はどんな魔法をお使いで?」
「え?えーっと……炎の魔法、ですね」
「炎ねぇ。まぁ獣一匹いないようだし、大丈夫だろう」

 安心しきっている行商人だったが、ゴブリンはすぐ近くまで潜んでいた。だが、野生の感でニトロは大体分かっていた。
「(いるみたいだね。それも数匹だ、僕ごと気絶させて回収しに来たんだろう)」

 そしてゴブリンは飛び出してきた。
「おわっ、ゴブリンだ!荷物を守らなくては……」
 慌てる行商人に、ニトロは前に出て蒼く燃え盛る盾を構える。
「ご安心下さい!」
 ニトロはさらに『蒼炎の剣』を発動。
「焼き斬られる覚悟は出来たかな?」
 二回攻撃を喰らわせ、ゴブリンたちは倒れ逃げ惑う。

「ひぃぃ!荷物が燃えるよ!っていうか貴方魔導師じゃなかったのかい!?」
「あ、ごめんなさい……その点に関しては嘘をつきました。でもご覧の通り、守り切りましたから」
「いやそれはいいんだけどね?あまりこっちに炎近づけないでくれるかな…荷物が燃えてしまうからね」
「失礼しました!」

 安全を確保し、行商人をすぐ近くの目的地まで届けたのち、ニトロは蒼く燃え終わったゴブリンの死骸の所へ戻って来た。

「さて、残りは……たくさんいるなぁ」
 向こうから、うじゃうじゃやってくる。偵察部隊を倒した事により、残りのゴブリン達のおびき寄せに成功したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

香月・香苗
ゴブリン退治かぁ
悪知恵が利くからあんまり相手にはしたくないんだけど……まっ困ってる人がいるのならしょうがないね♪

サクッと問題を片付けてピューンっとおうちに帰ろうっ!

さてと、まずはどうやってヤツラを誘き寄せるか考えないとだね!

……んー、ダメだ思いつかない。
ひとまず村の酒場で依頼を受けついでに一杯引っ掛けて頭を解そう!……ヒック。

ッと言った感じに軽く酔っ払いつつ、たまたま見かけた街道を行く人達に混ざって出発するよ!

ボクみたいに可愛い女の子が覚束ない足取りで歩いていたらゴブリンだってスグに捕まえにやって来るに違いない!!

まんまと誘いに乗ってくれたら後は全滅するだけだもんね!

アドリブ&絡み自由だよ♡



「ゴブリン退治かぁ…悪知恵が利くからあんまり相手にはしたくないんだけど……まっ、困ってる人がいるのならしょうがないね♪」

 おびき寄せるのは、あまり傭兵狙撃手の香苗の管轄内という訳ではない。さっさと片づけたい香苗は、とりあえず……酒を呑む事にした。

「んまぁーっ、ヒック♪」

 でもあまり飲み過ぎて泥酔はいけない。仕事に影響が出る。というわけで軽く酔っ払った香苗。そのまま覚束ない足取りで、街道に向かう人々と一緒に、街道へ出発した。

「(こんな状態ならスグに捕まえにやってくるに違いないよね~。ヒック)ふぅー、ボクの作戦完璧ー」
 一方のゴブリンは、というと。
 何だあの女、襲うか?どうするか? といった感じで悩んでいた。

「大丈夫ですか?」
 と、街道を歩く優しい人に心配されつつも、覚束ない足取りで歩き続ける香苗。
「問題ないよー、ヒック」
 ちょっとアルコールが多いの頼んじゃったかな?まぁいいや、頭はまだ一応回ってる。と考えつつ、彼女は進む。考えられるだけ、マシな酔いだ。

 そして案の定、ゴブリンはやって来た。
「待ってましたぁ!大群だねー!さぁさぁ皆逃げてねー!ターゲットはボクだからー!」
 人々は急いで逃げる。ゴブリン達の頭上に多少のハテナが浮かびながらも、おびき出すのに成功したようだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『ゴブリン収穫兵』

POW   :    ヒューマンライド
自身の身長の2倍の【剣を装備した後、捕獲した人間(調教済)】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
SPD   :    ホステージシールド
全身を【隠す様に、捕獲した人間を固定した盾】で覆い、自身が敵から受けた【攻撃を盾で受け止め、固定した人間の負傷】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
WIZ   :    食人肉料理~生~
戦闘中に食べた【捕獲した人間の血肉】の量と質に応じて【全身の細胞が活性化し、自身の負傷が回復】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。

イラスト:kamiya jun

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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ユウラ・キッペンベルグ
人を盾にするなんて、絶対に許さないんだよ!

マスカレイドの仮面を被り発動させ光学迷彩カミカクシでゴブリン達が待ち構える背後へと近づいたら心はすでに殺し屋モード
ユーベルコード『マスカレイド・イミテイト』を発動して超反射とスピードで盾で防御する魔のゴブリンの喉元を次々と刈って行こう

容赦も慈悲も無くただただ卑怯な道具を使われる前に刃物による一閃で殺気と共に恐怖を与えたら
対悪魔用拳銃『神罰(パニッシャー)』を徐に取り出して殺戮モードへと変形させるよ
容赦なく引き金を引いて乱れ撃ち。
 盾で防御するよりも早く後ろへ回り込み後頭部へ弾丸を撃ち込めば人の盾も関係ないよね!

後で盾にされていた人を連れ帰ってあげないと



「(『棘(ソーン)』が循環し続ける不滅の『エンディング』……見せてあげる!)」

 仮面を被り、光学迷彩の衣でゴブリン達の背後に回るは『殺し屋』ユウラ。
 『マスカレイド・イミテイト』を発動したユウラはさらにマスカレイド化し、恐るべきスピード・反射神経を手に入れた。人間盾で防御に回ろうとしたゴブリン達を、圧倒的早さで喉を掻っ切っていく。

「「ゴブゥゥゥ!?」」
 もはやピクリとも動かない。仲間が断末魔すら発せずに一瞬でやられていく、そんな光景に集まったゴブリン達の顔は恐れ慄き、青ざめていた。
 そしてユウラは銃を構えた。
 ゴブリン達の後ろへ一瞬で回ったユウラの手によって、容赦の無い、乱れ撃ちがゴブリンの後頭部を襲う。狂ったかのように発射される弾丸の数々。

 ゴブリン達にとって、もはや彼女は脅威・恐怖・狂気の殺戮マシーンであった。
 恐怖は盾にされかけた人間も、多少は感じているだろうが、ユウラはゴブリンが降参しようが撃つのをやめない。

 なお、喉を掻っ切ってから弾丸を乱れ撃つこの間、およそ6秒ほどであった。もはや充分過ぎるが、ユウラはこれでも人の子、シスター。解除するまで寿命は削られていく。力の代償であった。

 圧倒的なスピードでゴブリンを駆逐すると、ユウラはようやくマスカレイドから解き放たれたのだった。
「…ふぅ!」
 ゴブリンから開放された人間達にとっては、「少女のちょっとしたお遊び」にも見えた。嗚呼、恐ろしや。ゴブリンの調教、洗脳なんて一瞬で解けてしまいそうな迫力であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

雨音・玲
【ファブル・SPD・アドリブ上等】
酒場で『討伐』の他に『被害者の救助』依頼を受注
人命救助第一で
戦争で稼いだ金品を使い
怪我人の輸送用に大型の馬車を十分な数を手配して出発

合流はせず先発組から少し離れた高台に馬車を止め
望遠鏡を覗きながら様子を窺いタイミングを計ります

選択UC+範囲攻撃で、単一効果から範囲を拡大
視認しているすべての捕らわれている人達を選択
属性攻撃で右手に出現させた無数の業火と瞬時に入れ替え
不意打ちの攻撃&救助を行って行きます

敵のこちらへの襲撃が無ければ
戦場がいい感じで温まったタイミングで
今度は同行している仲間を戦場の良さげな場所に送り出し攪乱
俺はそのまま救出した人たちの護衛に回ります



「討伐と、あとはこれだな」

 酒場で『ゴブリンに襲われた人々の救助』という依頼を見つけた玲。
 金ならある。救助した人達を乗せる為の大型馬車を手配し、現場近くの高台へ向かった。そして取り出したのは望遠鏡。奇襲のタイミングを計っているのだ。

 ゴブリンが猟兵と応戦しているのが、よく見える。ゴブリンは、こちらには全く気付いていないようだ。

「……よし、今だ」
 右手に燃え盛る炎を出現させた。その業火の数はゴブリンより多い。

 さらに『幻影遊戯』を発動させる玲。二つの対象の位置を入れ替えるこの技の対象は、右手の炎と、遠くに見える捕らわれている人たち全員。
「俺の時間だ!!」

「ゴブゥゥゥゥ!?」
 一瞬にして、『玲の右手にあった業火』を持っていたゴブリン達は大火傷を負った。玲の手元には放心状態の人質達が大勢。入れ替え成功だ。

「ちょっ、結構多いな…」
 捕らわれていた人達を、急いで馬車に乗せる。怪我したゴブリン達は火傷に対し息を吹きかけるので精一杯だった。

「それじゃあ、後をお願いします!」
 馬車を手配する時に酒場でスカウトして来た仲間達は、入れ替えられた業火で熱くなっている戦場へ向かう。
「「「うぉぉー!!」」」
 そこでゴブリン達は、ようやく火傷の犯人に気づくのであったが、調教した人々を持っていないゴブリンはもはや、ただの火傷した手負いゴブリンであった。

 馬車を急いで走らせる玲。酒場から、馬車を担当する者が来てくれたのも心強かったか。
「参ったか、ゴブリン!」
 ハニカミながら、玲は颯爽とゴブリン達の戦力を大幅ダウンさせたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
早業の先制攻撃でデモニックワンダーラビリンスを展開。多重詠唱による罠使いで多数のトラップを迷宮内に展開。フロア移動トラップで人質とゴブリンを分断するわ。そして、ゴブリン達は男の娘属性攻撃の呪詛で私好みの男の娘化させるデバフをかけるわよ☆
ギミックを解かなければ延々同じ場所を巡る無限回廊トラップに『振り出しに戻る』トラップ。そしてギミックは毎回変わる。右往左往する男の娘ゴブリンを迷宮内に充満する『夜』達のフェロモン(誘惑/毒使い)でじっくりことこと情熱の炎で料理して、『夜』達の情熱ダンスでエナジーを捕食して生命力吸収するわ♡
『夜』に覆い『夜』に蕩け『夜』に堕ちましょ?
魂まで吸い尽くしてあげる♡



 『真なる『夜』の不可思議迷宮』をゴブリン達が動くより早く、先制発動したアリス。
 ゴブリン達は急いで人質にしている人間を酷使しようとした…ものの、人々はトラップを踏んで気づいたら別の場所。ゴブリン達は発動後すぐ地面に収納されていくトラップを見て、地団駄を踏んだ。
 それを見て微笑むアリスは、さらに呪詛をかける。
「えいっ☆」

 ゴブリン達の姿は、いわゆる『男の娘』へと変化していた。
「な、何これ…ゴブたちの体がおかしくなってるぅ!?」
「うわーん何で!?」
「人間もいないし…とにかく脱出するしかないですぅ」
 人語を喋れるようになった『男の娘』達は、ひとまず迷宮を進む。そして目の前に現れたのは、橋と看板。

「『この橋渡るべからず☆』だって。どうするみんなぁー?」
「わかんない~」
「渡るですぅ!ゴブたちは外に行かないと!」
 そろそろと橋の端っこを渡った大勢の男の娘は、元の場所に戻ってきていた。
「えー何でぇー!?」
「あ、分かった!真ん中を渡るですぅ!」
「あったまいいー!」

 しかし、橋の真ん中を通った男の娘達は、通れた喜びで足元にトラップがあるとは気づかなかった。
「あれ?今、カチって音が……」
 トラップを踏んだ全員、最初の場所に戻ってきていた。
「うわーーん!!あっちは失敗ですぅ!!こっちの道行くですー!!」
 まぁ、実は振り出しに戻るトラップの先が正解ルートなのだが。そうとも知らず、再びさ迷う。

 そして道を見つけるも、
「『↑5↓2←7→6』って何の事だろ?それとレバー?」
「レバーは壊すものじゃないですぅ?」

 また道を見つけても、
「『C』…えーっと、穴の開いてる方は右!次は…小さすぎてわからないですぅ!」
「『視力10.0の子がいたら通れるわよ♡』って…これ豆粒だよー!」

 延々とスタート地点に戻され、迷宮を巡り続ける男の娘達。迷宮にいる『夜』による効果で心なしか、生命力が落ちて来たようだ。
「な…なん、か…どっと疲れてきたですぅ…」
「も…もうぅ…だめぇ…」
「あぁ…ゴブ生に…悔い…なしぃぃ…」

 それらを全て聞いていたアリスは、妖艶で恍惚な表情を浮かべていた。
「うふふ♡もっと『夜』に堕ちましょ?」

大成功 🔵​🔵​🔵​

ニトロ・トリニィ
アドリブ歓迎です!

盾に人が貼り付けられているだと!
奴らを許す事は出来ない…
少しお仕置きが必要な様だね!
フフ… 宇宙生物の恐怖を教えてあげるよ!

《バウンドボディ》で身体の形を変幻自在に変化させ、人質が貼り付けられている盾を避けながらゴブリンを包み込む様に絡み付いて全力で絞める!
あまり効率が良い訳じゃ無いけど、人質を傷つける心配は無いはずさ!

うーん… 救出した人に怖がられるのは避けたいし、〈礼儀作法〉は欠かさない様にしないと!



「盾に人、かぁ…」
 許せない。奴らにはお仕置きを与えてやる必要がありそうだ、そう思ったニトロは、『バウンドボディ』を発動した。
「フフ、宇宙生物の恐怖を教えてあげるよ!それっ」

 人質の盾を避けるようにゴブリンまで伸びてゆくニトロの身体。そして、ゴブリンに纏わり包み込んだニトロは、ゴブリンを思いっきり絞めつけた。思わずもがき、人質の盾を離したゴブリン。
「さぁ、逃げて下さい!」
 人質たちは、その姿に少し怯えながらも、逃げ去っていった。

 そしてその間、絞めつけたゴブリンの仲間達が、ニトロを剥がそうとしてきている。
「おっと、やめて欲しいな…。じゃあこのゴブリンはそろそろやめて、と」
 次々とゴブリン達を絞めつけていくニトロ。人質はその度に、怯えつつも逃げていった。
「(やっぱり怖いのかな?まぁ、当たり前だよね)」

 大体のゴブリンを絞め終えると、人の姿に戻ったニトロだった。
「皆さん、ご安心下さい!恐怖はもう去りましたよ」
「あ、アンタ何もんだぁ!?ひぇぇ…」
「ただのしがない、善良な猟兵ですよ」
「冒険者みたいな…あれか?アンタみたいなのもいるのか…」

「(まぁ、ある程度は仕方ないよね)」
 ニトロは苦笑いしつつも、倒れているゴブリン達を片付け始めたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 日常 『宴会するなら、大食い対決』

POW   :    限界までひたすら食べ続ける

SPD   :    食べやすく工夫しつつ食べる

WIZ   :    ペース配分を考え無理せず食べる

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

雨音・玲
選択UCの効果で
「コミュ力、パフォーマンス、ブームの仕掛け人、宴会、大食い」をLV800へ
怪我人を救護所に預けた後
酒場のカウンターで「救出」代の報酬を受け取り

助力を依頼した仲間たちの前で
にっこり笑って得た報酬をすべて宴会代へぶち込みます

ひぃふぅみー…確かに
お疲れさん!!今日は大成功を祝って宴会だ!!
今日は俺の奢りだ!!おもいっきり騒ぐぞー!!!

なみなみに注いだエールを片手に開宴宣言

も ち ろ ん
立役者の福実にも声を掛けます
まぁ嫌がってもパーティー席に引っ張り込むけどな

協力して、最低限の犠牲で得た勝利
初めの襲撃で犠牲になった人もいるだろ弔いも兼ねてんだ
この世界の冒険者の流儀で十二分に楽しもうぜ


アリス・セカンドカラー
おまかせプレイング。お好きなように。
まぁ、私の食事はちょっと特殊だから大食い大会は見学で。
代わりに福実ちゃんと“なかよし”になりたいと思いま……年下だと?大人っぽいから高校生ぐらいかと思ってたわ。
まぁ、いいわ。アリスと遊びましょ♡
ん?私の食事がどう特殊かって?そ・れ・は・ね♡(どこまで受け入れるかはお任せ)

拒否ルート
「ざーんねん♪」(くすくすくす)
第六感と読心術を駆使して甲斐甲斐しく福実ちゃんにご奉仕するわよ☆取りにくい場所にあるのを然り気無くもってくるとか。
折角の宴会だもの楽しみましょ♪

受け入れルート
酒場ではキスまで。
「続きは宿で、ね?」
その後どうするかはお任せ☆途中で拒否ルートに分岐も可。


ユウラ・キッペンベルグ
ゴブリン退治にかんぱーい!

あっ、ボクはジュースで!
未成年は飲んじゃダメ・絶対!

シスターだからねー慎ましく
こっそり
こそこそ
人目につかないように
食べれるだけ食べちゃうぞ!

平和を守った皆にも祝福を与えるのがボクのお仕事
今後も平和な道中お祈りしてまーす

というわけで仕事はしたので本気で食べちゃうぞ!
お肉お肉~まーるーかーじーりー♪

などと調子に乗っていたボクは帰る頃にはお腹が痛くなって
慌てて何処かへと走っていっちゃうのでした



 玲は、怪我人を救護所に送りに行き、酒場で救出の依頼の報酬を受け取っていた。そして助太刀を依頼した仲間や猟兵達と、エールで祝杯を交わす。

「皆、お疲れさん!!今日は大成功を祝って宴会だ!!今日は俺の奢りだ、おもいっきり騒ぐぞー!!!」
「「おーー!!」」
「あっ、ボクはジュースで!…お肉もね!」

 ユウラはジュースとお肉を注文した後、神に祈りを捧げ、祝福を与える仕草をした。
「(シスターの仕事はしたからね、沢山食べちゃおう!)」
 と、思いっきり肉塊をかじり堪能した。

 玲はその間、立役者である福実にも声をかけている。
「ほら、一緒に食べようぜ」
「いや、私はそんな大きな肉は…」

 と、そこにやって来たのはアリス。
「ふふ、小食なのかしら?本音を言ってみて?」
「……私も、食べたい」
 福実の口からこぼれた本音に、玲は福実の肩をぽん、と叩いた。
「だろ?この宴会楽しもうぜ!なっ!…すみませーん、ジュース追加で!」

 そこでアリスは、ジュース待ちの福実の身体を観察してみると、大人びている福実が思ったより若いという事に気がついた。
「あら、ひょっとして私より年下?大人びた口調だから、もうちょっと年上だと思ってたわ」
「べ…別に口調は自由だろう」
「まぁいいわ、とりあえず福実がお料理食べる前に私と遊ばない?私は宴会見学してるから」
「食べなくていいのか?」
 福実の素朴な疑問に、アリスはそっと耳打ちした。
「っ…!?///」
「どう?悪くは無いでしょ?」
「いや、その……と、とりあえず…少しだけなら、いいか?」
「受け入れてくれたのね、ありがと♡じゃあちょっとだけ、続きは宿でしましょ?」

 何か後ろで福実とアリスがしているのをよそに、ユウラはもぐもぐとお肉を食べまくっていた。
「おいしーい!もっと食べよ、おかわりくださーい!」
 ジュースを飲み干して、ついでにジュースもおかわりしたユウラ。玲はそんなユウラに気がつき、酔いながらも声をかける。
「そんなに食べて大丈夫かー?」
「大丈夫!ボクの胃袋に今のところ問題ないよ!もぐもぐ…ごきゅごきゅ…」
「はは、お腹壊すなよ。あ、福実の分のジュース届いてるぞ!何やってるんだよー」

「…思ったより、ディープだったな…」
 福実の顔は真っ赤になっていた。
「あら、ちょっと強めだった?それとジュース届いたみたいね。飲んで来る?」
「そうさせてもらう」

 赤い顔で届いたジュースを飲む福実を見て、玲は疑問を抱いた。
「(……福実って、未成年だよな?何で赤くなってるんだ?酒飲んだんじゃあるまいし……んん?)」
「じろじろ見ないでくれ…」
「あ、わりぃ。でも、お前のおかげでこんな宴会が開けたんだから、もっと楽しもうぜ?」
「確かにそうだが、私はただ案内しただけで何も…」
「素直じゃないんだな。まぁそういう女子も俺は嫌いじゃないけどな」

 そしてユウラは、案の定お腹が痛くなっていたのだった。
「(そ…そろそろ宴会もいいとこなのに~~~!!食べ過ぎたぁ…)」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年06月20日


挿絵イラスト